トライアミューズメントタワー謎物対戦イベント半年ぶりに開催。名称は「正塔劇」へ変更

秋葉原のトライアミューズメントタワーにて不定期開催の対戦会イベント「裏塔劇」が、名前を「正塔劇」と改称し約半年ぶりに開催されます。開催日は7月19日(土)から21(月)まで。三連休を使って修羅たちが覇を争います。

「塔劇」は同ゲームセンターにて定期的にひらかれており、本丸にあたる「裏塔劇」は昨年12月のものが第10回大会でした。正塔劇はメインストリームとしては第11回にあたります。

本イベントの特徴は、あまり対戦が想定されていない、または前提とすらしていない作品をツールとして採用している点。しかしながら、そのすべてがトライの魔人らにより選びぬかれた作品群であるため、「ひどい取り組み」はあっても「成立していない」がないことも重要です。

今回選出されたタイトルの詳細は情報元をご覧いただくとして、ざっくりと俯瞰するとまずは本稿執筆段階(7月16日)では、不動枠だったはずの『アウトフォクシーズ』不在が気になります。前回大会で弊誌空山が果敢にも挑むも2回戦であっけなく敗れた『チャタンヤラクーシャンク』もはずれています。ただし、みんな大好き『例のアレ』は(もちろん)健在。そして、否が応でも釘付けになるのは『ペンゴ』と『子育てクイズ マイエンジェル2』。どういう経緯で採用されたのか、強く興味をそそられます。

本大会からあらたにくわえられた新ルールとして、ポイント制があります。それぞれのゲームについて優勝10点・準優勝7点といったようにスコアが割りふられており、最終的に獲得点数が最も多かったプレイヤーが総合優勝となります。ただし、総合優勝の条件はもうひとつあり、それは『例のアレ』に参加すること。こちらは義務のようなものでしょう。

いったいなにが起こってしまうのか片時も目が離せないであろう正塔劇、「まったく知らないゲームでも勢いよくプレイしている光景は観ていて楽しい」ときっとふたたび伝えてくれるでしょう。まだアナウンスはされていませんが、通例ではUSTREAMでの実況配信があります。興味のないかたにこそご覧いただきたい、狂気の対戦会です。

なお、20日18時30分ごろからの『チェンジエアブレード』にはチェンジエアブレードおじさんこと弊誌野村(ふぉる絵)が参戦予定です。現住所は関西なのですが、このタイトルがからむと物理的な距離の見境がなくなるようです(ただし移動手段はラクダではなく夜行バス)。ご声援をよろしくお願いいたします。

【ご参考】

マニアックなゲームで対戦大会『裏塔劇』第8回が3月22日から開催決定。『がんばれギンくん』など

アーケードゲーム狂気の対戦会『裏塔劇』第10回大会開催、12月21日~23日の3日間 | AUTOMATON

Nobuki Yasuda
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