書籍「セガハード戦記」7月3日発売へ。“セガが好きすぎるセガ社員”こと奥成洋輔氏が、セガの家庭用ゲーム機の誕生から終焉までの戦いの歴史を追う

白夜書房は6月6日、セガの奥成洋輔氏が執筆した書籍「セガハード戦記」を7月3日に刊行すると発表した。価格は1980円(税込)。

白夜書房は6月6日、セガの奥成洋輔氏が執筆した書籍「セガハード戦記」を7月3日に刊行すると発表した。価格は1980円(税込)。

著者の奥成氏は、1994年にセガに入社しプロデューサーなどを担当。「セガエイジス2500」シリーズや「セガ3D復刻プロジェクト」など、過去タイトルの復刻を数多く手がけ、またセガの歴史に関する豊富な知識をもつ“セガが好きすぎるセガ社員”としても知られる。近年では、メガドライブミニやメガドライブミニ2、ゲームギアミクロといったミニハードに携わり、公式放送に出演する同氏の姿を見たことがある方も多いかもしれない。


「セガハード戦記」は、セガの家庭用ゲーム機の誕生から終焉までの戦いの歴史を追った本だという。奥成氏が、白夜書房ウェブサイト上の「ミライのアイデア」にて連載していたコラムがベースになっており、さらに登場全ハード分の追加の書き下ろしと、連載分の書き直しをおこない収録しているとのこと。ちなみに連載時には、同時期に存在した他社ハードの動向にも触れながら、セガサターンやメガドライブの歩みを回顧。セガサターンについては、発売当時既にセガに入社していた奥成氏ならではの目線でも語られた。

本書は、セガの家庭用ゲーム機それぞれを追うかたちで、全8章で構成。セガハード登場以前の序章や、ゲーム専門誌Beepなどについて語る第2.5章も収録されている。目次は以下のとおり。

・序章 セガハード前史(1970年代~)
・第1章 SG-1000(1983年~)
・第2章 セガ・マークⅢ(1985年~)
・第2.5章 ゲーム雑誌(1980年代)
・第3章 マスターシステム(1986年~)
・第4章 メガドライブ(1988年~)
・第5章 ゲームギア(1990年~)
・第6章 セガサターン(1994年~)
・第7章 ドリームキャスト(1998年~)
・第8章 その後(2002年~)

「セガハード戦記」は、7月3日に発売予定だ。Amazonなどで予約受付が開始されている。また、電子版も同日配信され、電子版では本文内のゲーム画面やイベントの記録写真がフルカラーで収録されるとのこと。詳細は白夜書房の本書公式サイトを確認してほしい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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