多岐亡羊

Now Gamingは毎週土曜日。各ライターがその週にプレイしたゲームについて書きちらします。今週は『シャリーのアトリエ』と『俺の屍を越えてゆけ2』が同時に発売されるという、なかなか強烈なJRPG踏み絵が執行されました。

 


安田伸毅いわく「アトリエ! アトリエ! アトリエ!」

 

『シャリーのアトリエ』飽きました。

 

朝日が昇る。
朝日が昇る。

 

失敬。嘘です。さきほど(午前5時)、1周目難易度「ハードコア」クリアしました。現時点での感想は「なるほどこう来たか」。

今から寝て起きて2周目へ突入し、来週末にはインプレッションを掲載予定です。

 


齋藤 宏一いわく「USA!USA!USA!」

 

周回遅れ感がありますが、『Broforce』プレイ中です。音量調整ができないため爆音プレイですが、それはそれで勢いがあっていいかと思っています。キーボードではさすがにつらいのでパッドをひっぱりだしてきました。……が、360のコントローラーが「常に発射ボタンが連打されている」という本作らしい男気あふれる挙動になってしまっているため、PS4のコントローラーでプレイしています。

 

ああ、最近リメイクした彼。
ああ、最近リメイクした彼。

 

アーリーアクセスとはいえ、妙なラグや引っかかりもなく操作感は非常に軽快です。ストレスなくプレイできます。$14.99でこの内容、買いです。

 

 


野村 光いわく「カコーン」

 

今週の07/17、全国の一部のゲームセンターにありますSEGA ALL.Net P-ras MULTI にて、格闘ゲーム『恋姫†演武』が稼働開始しました。稼働日初日であればプレイヤーの経験差はそれほどないだろうという考えどおり、その日の対戦で1回勝ててうれしかったです。

 

 

本作の特徴は、カウンターダメージの大きさにあります。全キャラ、対空技・中段攻撃・下段攻撃に「崩撃」属性なるものがあり、その崩撃技をカウンターで当てると「カコーン」と竹を割ったような小気味よいSE音とともに相手が崩れ落ちます。その気絶した相手は一時的に追撃判定がつくためコンボが伸び、さらには、その状態でのみ発動できる超必殺技「秘奥義」で大ダメージを奪うことが可能となるのです。

よって、その被カウンターのリスクを排除すると「攻めない」のが一番の行動となります。しかし、攻撃しなければ=リスクを背負わなければ、相手にダメージをあたえることはできません。この極端なリスク・リワードのジレンマが本作をユニークなものにしています。技をさそってのガード確定反撃や、防御の隙間をとおして技を当てていくために、体力状況・残りタイムから相手のリスク・リワード配分による行動を読む―― いわゆる「読みあい」という格闘ゲーム独自の概念を存分に味わえるのが魅力です。

 

筆者おすすめのキャラ「夏候惇」。遠距離立ちB~A波動というガード確反の安定度と、お手軽な崩撃コンボが魅力。 そして、かわいい。 (画像は公式サイトのキャラクター説明より)
筆者おすすめのキャラ「夏候惇」。遠距離立ちB~A波動というガード確反の安定度と、お手軽な崩撃コンボが魅力。
そして、かわいい。 (画像は公式サイトのキャラクター説明より)

 

見た目は、かわいい女の子たちが組んずほぐれずのキャッチーなキャラゲーですが、中身は前世紀から格闘ゲームをたしなんでいるコア層もうなる出来映えです。格闘ゲーマーでなくとも、先週末のEVOで格闘ゲームジャンルに興味をもたれたなら、この機会に、稼働したばかりの『恋姫†演武』を始めてみてください。先ほど申し上げましたとおり、稼働が始まった今なら、プレイヤーの経験差はそれほどないことでしょう。

AUTOMATON JP
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