井戸をひたすら落下する国産2Dアクションゲーム『Downwell』のPS4/Vita版が発売開始。クロスバイに対応、縦画面モードも

Devolver Digitalと開発者もっぴん氏は、『Downwell』のPS4/Vita版をPSNを通じてリリースした。すでに海外では5月24日に配信が開始されているが、国内では本日より購入可能となる。

Devolver Digitalと開発者もっぴん氏は、『Downwell』のPS4/Vita版をPSNを通じてリリースした。すでに海外では5月24日に配信が開始されているが、国内では本日より購入可能となる。『Downwell』は昨年PC版とiOS/Android版がリリースされており、新たに家庭用ゲーム機や携帯機でも遊べるようになった。

『Downwell』は、地表から地下深くまで続く井戸を落ちながら進んでゆく2Dアクションゲーム。各ステージにはさまざまな敵やトラップが待ち構えており、プレイヤーは自機が足に装備している「ガンブーツ」を駆使し、無事にゴールを目指さなければならない。足元から弾丸を撃つと自機が一瞬浮く、敵を踏みつけると弾がリロードされるといった「ガンブーツ」のメカニックが魅力的で、スリルのあるスピーディなアクション性を有している。

映像は海外のPS4/PS Vita版です

また開発者のもっぴん氏こと麓 旺二郎(ふもと おうじろう)氏は、国内インディーゲームの新星としても注目を集めている人物だ。『Downwell』はIGF 2015の学生部門にて日本人が作った作品としては初めてノミネートされ、その後もインディーゲームの大手パブリッシャー「Devolver Digital」と協力して全世界へ向け配信された。去年もっとも熱かった国内インディーゲームといっても過言ではなく、見逃していたゲーマーは今回の配信を機にあらためてチェックしておくべきだろう。

なおPS4/Vita版『Downwell』の価格は500円、クロスバイに対応しておりどちらかを購入すれば同一アカウント上で両方の機種にて遊べるようになる。また縦画面モードにも対応。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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