オープンワールド・サバイバルシューター『The Front』クローズドベータテストの参加者募集開始。拠点構築しながら、敵勢力やゾンビと総力戦

Samar Studioは5月23日、現在開発中のサバイバルシューター『The Front』のクローズドベータテストを実施するとし、参加者の募集を開始した。本作はオンラインマルチプレイに対応するサバイバルシューターだ。

デベロッパーのSamar Studioは5月23日、現在開発中のサバイバルシューター『The Front』のクローズドベータテストを実施するとし、参加者の募集を開始した。本作の対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。

『The Front』は、オンラインマルチプレイに対応するサバイバルシューターだ。本作の世界では、暴虐的な帝国が世界を征服。レジスタンスの戦士であるプレイヤーは、未知の遺物に基づく技術によって過去へと送り込まれ、帝国の台頭を阻止することを目指す。

本作の世界は、36平方kmの広さがあるオープンワールドとなっており、密集した森林や、雪が降る地域、砂漠地帯など複数のエリアで構成。また、昼夜のサイクルや天候の変化も表現される。そして、帝国軍や反乱軍、追放者や暴徒、さらにゾンビのような突然変異体や野生生物が存在し、プレイヤーはフレンドと協力してサバイバルしながら、敵対する勢力と戦うこととなる。

戦場は陸地だけでなく、海や空にまで広がる。車両や戦車のほか、水陸両用車やボート、ヘリコプターなどで移動しながら、あらゆる場所で戦闘に挑むのだ。車両によっては、高射機関銃や外装装甲、ジャミング装置などを装備させることが可能とのこと。



本作のゲームプレイの主要要素のひとつとしてはクラフトがあり、400種類以上用意される技術を学んで、武器やツールを作成可能。世界の各地に分布する遺跡、帝国の前哨地、地下工場などを探索すると、コアパーツや科学技術図面などの貴重なリソースを獲得できるという。また、武器には照準器やグリップ、戦術フラッシュライト、ナイトビジョン装置などのアタッチメントが用意され、戦況に応じてカスタマイズすることが求められる。

このほか、拠点となる基地の構築もおこなう。基地には、固定構造物から可動プラットフォームまで、多種多様な構造物を利用可能。そして、タレットなどの防衛装備を配置したり、侵入者を探知したり毒ガスを放出したりといったトラップを仕掛けたりして、敵襲に備えるのだ。ほかにも、電力システムを用意して設備にエネルギーを供給したり、水道を整備して植物を育てたりなど、多数の機能を利用可能。植物の栽培は、食料の確保に繋がる模様である。

本作は、早期アクセス配信を通じて開発が進められていく予定で、基本的なゲームプレイ要素と十分なコンテンツを備えて配信開始されるという。正式リリースまでは約12か月間が見込まれており、その間に探索可能エリアや、建築モジュール、乗り物、武器などのコンテンツが追加されていく計画となっている。また、パフォーマンスやグラフィックの改善、多言語対応なども実施。Modサポートの追加も検討するとのこと。

『The Front』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに開発中。早期アクセス配信の開始時期は未定だ。そして今回発表されたクローズドベータテストは、近日中に実施されるとのこと。参加希望者は、専用のアンケートに回答することで応募することができ、応募者の中から一定の人数が招待される。興味のある方は応募してみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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