犬と死後の世界を旅するゲーム『Hello Goodboy』5月配信へ。犬をなでなでしつつ人々のお悩み解決、高評価ADV開発元が手がける

Freedom Gamesは5月10日、Rolling Glory Jamが手がける『Hello Goodboy』を、5月25日に配信すると発表した。少年がイヌと共に死後の世界を旅するアドベンチャーゲームだ。

パブリッシャーのFreedom Gamesは5月10日、Rolling Glory Jamが手がけるアドベンチャーゲーム『Hello Goodboy』を、5月25日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch。価格は14.99ドルとのことなので、Steamでは1700円程度に換算されるだろう。Steam版はストアページ表記によると、日本時間5月26日配信予定となっている。

『Hello Goodboy』は、死後の世界を旅するアドベンチャーゲームだ。主人公は、死後の世界に来たばかりの男の子Iko。彼は、なぜこの場所に来てしまったのかまったく覚えていない。一方で、側にいる犬のCocoについては不思議にも親しみが感じられ、CocoはIkoが抱える謎を解き明かすのを手伝ってくれるという。

ふたりは、知らないはずなのに見慣れた死後の世界を旅する。そのなかでは、寂しい子ども、心配性のカップル、働き過ぎの木こりなど、さまざまな人の魂と出会うことに。彼らはそれぞれ語るべき物語をもっているほか、何かに困っていることもあり、IkoとCocoはお手伝いをする。



Cocoは鼻が利き、Ikoは修理が得意。ふたりのスキルを組み合わせ、さまざまなスタイルのミニゲームをこなすことで、問題解決に導くことができる。ただし、Cocoに手伝ってもらうには“いい子”な状態の時でないといけない。そのために、お腹をなでたり、おもちゃで遊んであげたりして、Goodboy-o-meter(いい子メーター)を溜めるのだ。そして問題が解決したら、料理をして一緒にくつろいで過ごす。

本作では、Ikoがなぜ死後の世界に来ることとなったのかを明らかにすることを目指すが、時間は限られているという。そのため、旅をするなかでは誰の元を訪ねるのかを判断する必要がある。ある人を訪ねると、別の誰かとの関係が築けなくなり、そうした選択の数々がIkoの物語に影響を及ぼし、エンディングは複数に枝分かれしていくとのことだ。


本作の開発元Rolling Glory Jamは、『What Comes After』や『Rage In Peace』などを手がけ高い評価を得たインドネシアのインディースタジオ。『Hello Goodboy』は、『コーヒートーク』のクリエイターMohammad Fahmi氏とのコラボで制作された『What Comes After』に続き、死後の世界を舞台にすることとなった。本作は、おとぎ話のような雰囲気のなか、ほのぼのとした心温まる物語を楽しめる作品になるそうだ。

『Hello Goodboy』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch向けに5月25日配信予定だ。Steam版はストアページ表記によると日本時間5月26日配信予定となっているほか、Nintendo Switch版の国内リリースの有無については現時点では不明。またSteamでは体験版が配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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