Steam英国貧困建築者シム『Landlord’s Super』5月25日に正式リリースへ。退廃した町でボロボロの物件を修復し、パブで酒をかっ食らう
パブリッシャーのYogscast Gamesは5月5日、MinskWorksが手がける建築ライフシミュレーションゲーム『Landlord’s Super』について、5月25日に正式リリースすると発表した。本作は、現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。
『Landlord’s Super』は、1980年代の架空のイギリスを舞台にする、一人称視点のライフシミュレーションゲームだ。開発元であるMinskworksは、ボロ車運転ゲーム『Jalopy』を開発した実績がある。本作には建築シミュレーションゲームの要素もあり、失業率が非常に高いとある町にて、プレイヤーはボロボロの物件を修復しながら貧困から抜け出すことを目指す。
建築要素のディテールの細かさは、本作の特徴のひとつ。まずは町で仕事をして資金を貯め、資材を購入。そして修復作業においては、足場を組んだり、セメントを混ぜてレンガを積んだり、あるいはフォークリフトで屋根材を運んだり、壁材を釘打ちしたりなど、ひとつひとつその手でこなしていく必要がある。
また、時間経過や天候の変化、季節の移り変わりなども表現され、たとえば雨の中作業をするのはリスクが伴う。そんな日は、パブに繰り出し一杯やるのが良いだろう。町にはさまざまなキャラクターが暮らしており、彼らとの交流を通じてイギリス文化に触れることができる。
本作は2020年5月にSteamにて早期アクセス配信が開始され、現時点でユーザーレビューは90%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。これまでに配信されたアップデートでは、新たな家具やツールの追加、請け負える仕事の追加、各種建築システムの拡充、物件の売買や賃貸要素の導入、いちから家を建設できる要素の追加などがおこなわれてきた。
正式リリース時に配信されるアップデートについては、現時点ではアメリカ英語とドイツ語への対応(現在はイギリス英語にのみ対応)や、複数のバグ修正について案内されている。開発中のバージョンは、本作のプロパティからベータタブにアクセスし、「InDev In development access」をダウンロードすればプレイ可能。また、正式リリース後もバグ修正は続けていく方針だそうだ。
『Landlord’s Super』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。そして5月25日に正式リリース予定だ。正式リリースセールの実施も計画されている。