ケモノオープンワールドRPG『バイオミュータント』Nintendo Switch版発表。それらしきスクリーンショットもちらり

THQ Nordicは5月3日、『バイオミュータント』のNintendo Switch版を発表した。同ハード版向けのサイトが用意されており、“Nintendo Switch完了日付”として2023年11月30日に向けたカウントダウンが開始されている。海外向けには同日発売されるのだろう。同発表については、THQ Nordic Japanも告知しており、国内向けにも発売もされるのだろう。日本向けの日付はまた改めて発表されそうである。

『バイオミュータント』は文明崩壊後の世界を舞台としたオープンワールドアクションRPGだ。世界の中心にそびえたつ「生命の樹」は、疫病に蝕まれて枯れようとしていた。また、そこに住まう種族も生命の樹に対する意見や各々の価値観の相違によって対立し、混迷の時代を迎えている。小柄なケモノである主人公は、この世界の運命を決める旅をはじめることとなる。

プレイヤーはこのケモノとして広大世界を探索。アイテムを収集したり、敵を倒したり、あるいは新たな人々と出会いお願いなどを聞いていく。ゲーム内には充実したクラフトシステムが存在し、探索にて素材を集め、作成した銃や剣を使ったアクロバティックなバトルも可能。探索とバトルを進め、世界の真実を知っていくのだ。

本作は2021年5月に、PS4/Xbox One/PC向けに発売。発売直後すぐに100万本を達成するなど人気を見せたが、リリース直後にはシナリオ演出やバトル、あるいは日本語ローカライズなどの問題が指摘されていた。しかしその後諸問題を修正するアップデートが配信。日本語についても改善アップデートが実施されていた。そして昨年9月にはPS5/Xbox Series X|Sのパフォーマンスを引き出すアップデートも配信されていた。

発売から2年の時を経て、Nintendo Switch版が登場するようだ。Nintendo Switch版における仕様などは現時点では明かされていない。しかしAmazon.co.ukにはNintendo Switch版『バイオミュータント』のスクリーンショットらしき画像が確認できる。それらを見ると、各所の解像度はぐっと落ちつつも、『バイオミュータント』の自然と機械の混じった世界観が表現できている印象だ。フレームレートなど、動作面についてもクオリティがどれほどになるのか、気になるところだ。

『バイオミュータント』Nintendo Switch版は、現在開発中である。