協力ハクスラ・アクションRPG『Pathfinder: Abomination Vaults』発表。人気TRPGシリーズのビデオゲーム化最新作
デベロッパーのBKOM Studiosは5月2日、ハック&スラッシュ・アクションRPG『Pathfinder: Abomination Vaults』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
『Pathfinder: Abomination Vaults』は、Paizoが出版しているTRPG『Pathfinder』シリーズの同名タイトルをもとにしたハック&スラッシュ・アクションRPGだ。最大4人での協力プレイに対応し、プレイヤーは原作にも登場するヒーローたちから選択してプレイ。そしてGauntlight Keepの深部でモンスターと戦い、邪悪な魔術師Belcorra Haruvexの陰謀に終止符を打つことを目指す。
Belcorra Haruvexは、自身を不当に扱った者への復讐のために復活。彼女の故郷でもあるGauntlight Keepは広大なダンジョンとなっており、さまざまなモンスターからなる邪悪な軍隊が待ち受ける。またプレイヤーキャラクターとなるヒーローには、バーバリアンのAmiriや魔術師のEzrenなど4人が用意され、本作を通じては彼らの冒険にまつわる奥深い物語が描かれるとのこと。
本作を手がけるBKOM Studiosは、『Sunday Gold』や『Overloot』などの自社IPのほか、『Age of Empires IV』への開発協力や『Before Your Eyes』のモバイル移植などをおこなってきた老舗スタジオ。TRPG『Pathfinder』シリーズの出版元Paizoと同スタジオは今年4月、同シリーズを基にしたビデオゲーム作品を2本手がけると発表し、そのうちのひとつが『Pathfinder: Abomination Vaults』として今回披露された。同シリーズはこれまでにもビデオゲーム化されてきたが、協力ハクスラARPGとしては本作が初になるそうだ。
なお本作については、Kickstarterでのクラウドファンディングキャンペーンの実施が今月中に予定されている。本格的な開発に移行するかどうかは、クラウドファンディングの結果次第となるのかもしれない。また、本作のゲーム内容の詳細も同キャンペーンに合わせて公開されるだろう。
『Pathfinder: Abomination Vaults』は、PC(Steam)向けに開発中だ。