時間操作&犯罪捜査ゲーム『Crime O’Clock』7月1日配信へ。時間を巻き戻し、被害者が“被害にあう前”に犯人を見つけ出す

 

パブリッシャーのJust For Gamesは4月20日、Bad Seedが手がける時間操作&犯罪捜査アドベンチャーゲーム『Crime O’Clock』を、6月30日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。Steamでは時差の関係で7月1日に国内配信されるようだ。

『Crime O’Clock』の世界では何者かが時を乱そうとしており、何世紀にもわたって奇妙な事件が共通して発生しているという。そこでプレイヤーは“時間探偵”となり、決して起こってはならない犯罪を未然に防ぐことを目指す。ハッキングや殺人、盗難など、さまざまな事件が発生する、5つの時代を訪れて捜査するのだ。

本作では、舞台となる街のある一瞬を切り取ったイラストがステージとして用意され、俯瞰視点にてプレイする。ディテールが細かく描かれたステージには多数の人がおり、ズームアップしてよく見てみると、何らかの事件が発生しているらしき場面を発見できる。そこで一体何が起こり、誰が犯人なのか。時間を操作して調査することとなる。



たとえば、誰かが亡くなっている現場を発見したとしたら、まずは被害者の過去の行動を調べよう。時間を少しずつ巻き戻し、広大なステージの中からその人物を探し出し、その時々にどこで何をしていたのかをチェック。確認した様子は写真に収められ、ステージ上にピン留めされる。被害者の行動を遡るなかではさまざまな情報を得られ、直接犯人に近づくこともあれば、別の人物に繋がることもあり、そうした関係者の過去も洗っていくことになるだろう。

捜査ゲームプレイは、AIキャラクターのEVEがサポートしてくれる。捜査の進め方をガイドしてくれるだけでなく、EVEのシステムを使った調査も可能で、さまざまなスタイルのミニゲームを通じておこなう。たとえば被害者の死因や、事件の関係者の素性を調べたりでき、システムはゲームを進めるなかでアップグレードされていく。そして、得られた情報を参考にさらにステージでの捜査を進め、犯人逮捕に結びつけるのだ。事件を解決するとステージが変化し、さらなる事件がアンロックされる。


『Crime O’Clock』は、PC(Steam)向けに7月1日に国内配信予定。Nintendo Switch版の日本でのリリースについては現時点では不明。なおSteamのストアページによると、ゲーム内は日本語表示にも対応するようだ。