作物栽培クリッカー『Plantera 2』Steam高評価スタート。とにかくのほほんしまくる放置ゲーム
デベロッパーのVaragtPは4月13日、『Plantera 2: Golden Acorn』(以下、Plantera 2)をSteamにて配信開始した。価格は580円。4月20日2時までは464円でゲームを購入できる。Steamで本作はさっそく高い評価を獲得している。なおゲーム内は日本語表示に対応している。
『Plantera 2』は、放置ゲームだ。プレイヤーは謎めいた庭で、作物の栽培などをしていく。することは簡単。野菜や果樹を植えて、あるいは産出をする動物を呼んで、そのまま待つだけ。実がなれば、ヘルパーあるいは自分が収穫すればお金を獲得。あるいは、蝶々を捕まえたり、モグラを叩いたりしてもお金を獲得できる。そのお金で新たな作物を生み出すのだ。お金とは別に経験値の概念もあり、レベルが上がれば新たなアイテムがアンロックされていく。クリッカーゲームと呼ばれるジャンルのゲームサイクルが採用されている。
ゲームとしてはかなりシンプル。だが、割と忙しくもある。というのも、庭には作物を狙う動物たちが頻繁に登場。動物たちをクリックで撃退することで、作物を守るわけだ。とはいえ、それによって何かが破壊されるといったことはなく、ただお金の獲得効率が遅れるというだけ。基本的にはのんびり作物を育てていくことになる。そして最終的に、広大な理想の庭を築き上げるのだ。
『Plantera 2』は、2とある通り前作が存在。前作は2016年1月にリリースされ、Steamで3800件以上のユーザーレビューが寄せられ、「非常に好評」ステータスとなっている。その続編が『Plantera 2』であるわけだ。7年の歳月を経てリリースされた続編は、目覚ましい進化をとげている……わけではなく、基本的に前作ベース。ビジュアルもゲームサイクルもベースは変わらず、動きが速くなったもののヘルパーの作物の回収が全然間に合わない点も、まるっと継承されている。
ただ、全体的な進化は見られる。演出は多彩になり、設置できるアイテムなどは多様化。動物も増え、より庭が大きく感じられるだろう。変わっていないようで、変わったような、そんな新作となっている。前作自体がのほほんクリッカーゲームとして好評を得ていたので、ファンの期待に応える内容となっている。
その影響もあってか、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で320件以上のレビューが寄せられ、評価は「非常に好評(高評価率94%)」ステータスとなっている。見ているだけでだいぶにぎやかなゲームであるので、クリッカーゲームが好きな方は購入を検討してみるのもいいだろう。
『Plantera 2』は、Steamにて配信中である。