吸血鬼サバイバル『V Rising』無料大型アプデ「グルームロットの秘密」5月17日に配信決定。新たなエリアやシステムなど追加要素てんこもり
デベロッパーのStunlock Studiosは4月13日、ヴァンパイア・サバイバルゲーム『V Rising』の大型アップデート「グルームロットの秘密」を、5月17日に配信すると発表した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。
本作は、ヴァンパイアを主人公とするマルチプレイ対応の見下ろし型視点サバイバルゲーム。ヴァルドラン大陸のオープンワールド世界を舞台に、敵と戦い血液を吸い取り、新たなアビリティを獲得するなど強化しながらサバイバルをおこなう。また、素材を集めて加工し、領主としての自らの城を建設する要素なども用意されている。
今回配信日が発表された「グルームロットの秘密」は、本作の配信1周年を記念した大型アップデートとなる。内容としては、まず新エリアの「グルームロット(Gloomrot)」が追加。ダンレイ農地とほぼ同じ広さがあり、南北に分かれているという。同エリアには、極度に汚染された谷や、雷が襲ったハイランドなどの地域があり、探索するなかでは神秘主義者たちによる突然変異実験から生まれた制御不能な恐ろしい生物や、彼らの歪んだ想像力が生み出した驚くべき機械たちと出会うことになるとのこと。
城の建設要素においては、「多層キャッスル」の建設技術が導入される。階段に多様な機能が追加され、単なる斜面のオブジェクトではなく、上の層に繋がる入口として設置可能。つまり、2階に新たなフロアを作って行き来るできるようになるわけだ。この拡張に伴い、城内のあらゆる場所へ素早く移動できる「テレポーター」も用意される。ほかにも、露天祭壇や新たな家具も追加予定だ。
新システムとして「ジュエリー」の実装も予定されている。ジュエリーは、Vブラッドボスを倒すことで入手できるアイテムで、スペルの強化や改造を単体でおこなうことが可能。好みに合わせてスペルを磨き上げることができ、従来のバトルに新たな要素をもたらすという。例として、各スペル流派専用の効果を付与し、消費することで強力な効果を発揮したり、爆発やノヴァ、分裂弾などの特殊効果を発動させたりといった使い方が挙げられている。なおジュエリーは1つだけ装備でき、死亡時にドロップすることはない。
また、第6のスペル流派と、武器タイプ「大剣」も追加。これに伴い、現在実装されているすべてのスペルと、夜の一族のアビリティにはバランス調整が実施される。このほか、13体のVブラッドボスも追加。いずれも非常に強力で、危険なスペルを持っているとのことだ。
『V Rising』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。そして大型アップデート「グルームロットの秘密」は5月17日に配信予定だ。