Nintendo Switch『HELLO KITTYとなかまたち ハピネスパレード』配信開始された当日に“配信延期”が発表される珍事態発生。ストアから姿を消す

ニンテンドーeショップにて4月13日、Nintendo Switch向けリズムゲーム『HELLO KITTYとなかまたち ハピネスパレード』の配信が停止された。本作は同日に配信開始されたばかりだったが、現在はストアページが取り下げられ購入できない状態にある。

『HELLO KITTYとなかまたち ハピネスパレード』は、Dabadu Gamesが開発しRogue Gamesが販売するリズムゲームだ。サンリオから「ハローキティ」のライセンスを受けて制作された作品で、ハローキティのほかマイメロディやポムポムプリン、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ポチャッコなど、おなじみのキャラクターたちが多数登場。また40曲以上のポップソングが収録され、プレイヤーは世界中の街を舞台に、パレードをおこなうようなスタイルでのリズムゲームに挑戦する。

ステージでは3体のサンリオキャラクターを選択し、3レーンのコース上を一列に並んで行進。楽曲のリズムに合わせてボタンを入力もしくはJoy-Conを振り、クロミが送り込んでくる手下が仕掛けるトラップを避けながら、コインなどのアイテムを集めていく。また各キャラクターには固有のアビリティが存在し、後進の並び順をリアルタイムに変更しながら活用することで、ゲームプレイの助けになったりスコアアップに繋がったりする。

本作は、Netflix加入者向けにiOS/Android版が昨年先行配信されており、今年4月13日にNintendo Switch版が配信予定だった。実際、日本では同日に配信開始されたものの、日本時間の午前6時頃になって販売元Rogue Gamesが配信延期を発表。時差により欧米の多くの国ではまだ配信前日だったが、すでに配信開始されていた日本では程なくして配信停止され、ストアから取り下げられるという珍しい事態となった。なお、配信停止前に本作を購入していたユーザーは引き続きプレイ可能である。

配信延期の理由についてRogue Gamesは、より良いゲームプレイ体験を届けるには、ハローキティがダンスのキレを磨き上げるために今しばらく時間が必要であると説明。現時点でのリリースに何らかの問題が存在したことを示唆した。新たな配信日については、近く続報を発表するとのこと。

『HELLO KITTYとなかまたち ハピネスパレード』は、Nintendo Switch向けに配信予定。Netflix加入者向けにはiOS/Android版が配信中だ。