早指し将棋のようなチーム対戦型ターンベースストラテジー『Atlas Reactor』がベータテストをスタート、3日間は無料でプレイ可能に

米国のゲームデベロッパーTrion Worldsは、チーム対戦型のターンベースストラテジー『Atlas Reactor』のベータテストをスタートした。

米国のゲームデベロッパーTrion Worldsは、チーム対戦型のターンベースストラテジー『Atlas Reactor』のベータテストをスタートした。Trion WorldsのPCゲーム販売プラットフォーム「Glyph」およびSteam早期アクセスを通じてファウンダーパックが販売されており、こちらを購入すればベータへと参加することが可能だ。また現在、Steam上では太平洋夏時間の5月13日から5月15日まで無料でプレイできるキャンペーンが実施されており、気になるプレイヤーはいまのうちにチェックしておくべきだろう。

両サイトでは現在「Atlas Edition」が19.99ドル/1980円、「Freelancer Edition」が59.99ドル/6080円、「Trust Edition」が99.99ドル/9980円にて販売されている。それぞれエディションによって収録されているスキンや、経験値ブーストおよびアビティ変更トークンなどが異なるが、基本的には「Atlas Edition」でも一通りゲームはプレイ可能となっている。なお当初、『Atlas Reactor』はFree-to-Playタイトルとなることが予告されていたが、今回のリリースを前にビジネスモデルが変更されていた。

『Atlas Reactor』は、チーム対戦型のターンベースストラテジーゲームだ。プレイヤーは多種多様なアビリティを持つ個性豊かなキャラクターから1人を選び、4人でチームを組んで相手チームの打倒を目指す。ルールはいわゆるチームデスマッチとなっており、1マッチ中により多くのキルを稼ぐと勝利となる。

最近人気のMOBAや『Overwatch』のような要素と『XCOM』を融合させたようなタイトルで、最大の特徴はターンベースであるという点。プレイヤーたちは各ターン20秒間で次の行動を決定しなければならない。まるで早指しの将棋のようなスピーディさと戦略性が楽しめるタイトルで、またチーム内で意思疎通がしやすい素晴らしいユーザーインターフェースも魅力である。

参考記事:  『Atlas Reactor』プレビュー プロなら行動でしめせ。ニューロンをオーバークロックする4v4ガン&チェス

なお5月13日から5月15日のイベント中、ファウンダーパックを購入したプレイヤーには経験値ブーストがログインボーナスとして各日プレゼントされるので、すでにアルファテストなどで遊んで購入を決めていたプレイヤーは早めに入手するといいだろう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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