大根生活シム『マイダイコン– Daikon Simulator』Steamにて4月29日国内配信へ、日本語対応。大根社会の中で大根関係を育み自由に生きる

DevilishGamesは3月28日、『マイダイコン– Daikon Simulator』を4月28日に配信すると発表した。『マイダイコン– Daikon Simulator』は、大根やカブのキャラクターたちが主人公のライフシミュレーションゲームだ。

デベロッパーのDevilishGamesは3月28日、大根ライフシミュレーションゲーム『マイダイコン– Daikon Simulator』を4月28日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo SwitchおよびPS/Xboxプラットフォーム。Steamでは時差の関係で4月29日に国内配信されるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『マイダイコン– Daikon Simulator』は、大根やカブのキャラクターたちが主人公のライフシミュレーションゲームだ。大地から芽を出した時から始まり、大根社会の中で成長し、腐って死ぬまでが描かれる。そのなかではさまざまな選択に迫られる場面があり、その都度プレイヤーが判断することとなる。

本作は社会の中で生きることをテーマとしており、人生もとい大根生を通じて、ほかの大根たちとどのような関係性を育むのかが大きな要素となる。たとえば、友達を作り親友にまで発展させたり、家庭をもちパートナーと子供を作ったり、あるいは知り合い程度の付き合いをしたり、いがみ合う関係になったり。ほかの大根とどのように交流するかによって、主人公の大根の個性が形成されていき、またその個性は将来に影響を与えるという。ちなみに、ペット(大根)を飼うことも可能だそうだ。


大根社会の中で、どのように振る舞い生きていくのかには正解はなく、基本的にはプレイヤーの自由である。一方で、ゲームモードによっては目標が提示されることがある。たとえば、指定の年数以上生きたり、指定数の友達を作ったり、指定回数だけロマンスを送ったりなど。ほかの大根と特定の関係性を狙って育むことは簡単ではないそうで、本作のチャレンジ要素となるだろう。なおゲーム内では、好かれたり、嫌われたり、エレガントになったり、寿命の長さが変わったりといった、さまざまな効果を発揮する帽子がアシストアイテムとして用意される。

本作では、深くリアルな人間関係もとい大根関係が表現され、何度もプレイして異なる選択を試す楽しみ方もあるそうだ。そして、大根生を終えた際にはどのように生きたかがまとめられ、ほかのプレイヤーと共有することが可能。また、寿命とキャラクターがランダムで生成されるフリーライフモードも収録される。


本作の開発元DevilishGamesはスペインに拠点を置き、20年以上にわたり多数のタイトルに携わってきた老舗スタジオ。オリジナル作品としては、当初はカジュアルゲームを中心に手がけていたが、近年は『Path to Mnemosyne』や『Onirike』など独特の世界観をもつ作風へとシフトしており、ついに大根に行き着いたようだ。

『マイダイコン– Daikon Simulator』は、PC(Steam)向けに4月29日に国内配信予定だ。コンソール版の日本でのリリースの有無については、現時点では不明である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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