『Wo Long(ウォーロン)』最新アプデ配信。“やたらと不評なあの3ボス”難易度調整、そのほか繰り返しプレイが快適に
コーエーテクモゲームスは3月17日、『Wo Long: Fallen Dynasty』(以下、Wo Long)に向けてVer1.04パッチの配信を開始した。さまざまな不具合が修正され、QoL面で改善がはかられているほか、プレイヤーに不評なあの副戦場に調整が入った。
『Wo Long』はコーエーテクモゲームスより発売されたダーク三國アクションRPG。開発はTeam NINJAが担当している。舞台は後漢末期の中国。プレイヤーは中国武術をコンセプトとした攻撃を振るいながら、三国志に名だたる英雄と出会い、群雄の動乱に巻き込まれていく。本作はリトライを繰り返して攻略を進展させる“死にゲー”として作られた。
発売直後より頻繁なアップデートが実施されている本作向けに、新たなパッチが配信された。注目したいのは、副戦場「江表の虎臣」の難易度の調整である。同ミッションは第四節を進めていくと挑戦可能なミッション。本作の副戦場はサイドミッションのようなもので、すでに攻略した戦場がアレンジされたステージを攻略していく。どの副戦場も比較的さくっと攻略できるものが多いが、「江表の虎臣」は違った。というのも、難易度が異常に高いのである。
なぜ難しいのかというと、ボス3人を相手にする必要があるからだ。このミッションは程普、黄蓋、韓当の3人を倒さなければいけない。それぞれの敵が強いほか、プレイヤー側の背後や側面を攻撃したり、あるいは遠距離攻撃をまじえてきたり、絶妙なコンビネーションでプレイヤーをハメ殺してくる。プレイヤーが1vs1に的確に対応していても、邪魔されることで一気に死ぬというパターンもままある。本作の中では特に理不尽さを感じやすいミッションであることから、程普、黄蓋、韓当は一部ユーザーから“3バカ”とも称され、国内外でとにかく不評であった。
この副戦場「江表の虎臣」の難易度が調整された。もっといえば、クリアしやすくなっている。AIが調整されたほか、秘技のダメージ・氣勢増減のパラメータなどが調整。プレイヤーが獲得する士気ポイントも上方修正されている。3人を相手にするという点は変わりないが、個々の撃破がしやすくなったことから、かなり相手にしやすくなった印象だ。
そのほか、遊びやすさについても地味ながら大きな改善が入っている。具体的には、軍旗アクセス時に倉庫にある矢弾や消費アイテムが自動補充されるように変更された。また主戦場の初回踏破を除くクリア後画面で、「移動」画面を開き次に進む戦場を選択できるように変更されている。PC版においては、不評だったマウス操作時のカメラ操作などが改善されている。詳しくはパッチノートを参照してほしい。
『Wo Long』はPC(Steam/Microsoft Store)/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox Game Pass/PC Game Pass向けにも提供されている。