人間抹殺ローグライトゲーム『Slime 3K: Rise Against Despot』発表。“武装スライム”が迫りくる大群を粉砕

パブリッシャーのtinyBuildは3月15日、『Slime 3K: Rise Against Despot』を発表した。スライムが自らの体から銃器を生成して戦う、見下ろし型のローグライトシューターゲームになるという。

パブリッシャーのtinyBuildは3月15日、『Slime 3K: Rise Against Despot』(以下、Slime 3K)を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switchで、2023年内に配信予定。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定。

『Slime 3K』は、見下ろし型のローグライトシューターゲームになるという。好評を得た『Despot’s Game: Dystopian Battle Simulator』(以下、Despot’s Game)のスピンオフ作品となるそうだ。今作の世界観は『Despot』シリーズとは地続きとなっており、ファンお馴染みのピンクの人間たちも登場するという。

本作でプレイヤーが操るのは、自意識が芽生えたスライムだ。悪の人工知能d’Spotによる人間を大量生産する実験が失敗。自我を得たスライムが誕生し、人工知能に反乱を起こす。四方八方から向かってくる人間、ロボット、モンスターたちに対し、スライムは自分の身体から武器を作り出し対抗する。人間をむさぼり食い、自分自身を強化し、最終的には創造主であるd’Spotに挑むのだ。



本作ではゲームが進行するにつれ、敵が指数関数的に強くなるという。ただボタンを押しまくるのではなく、強化選択などの決断のひとつひとつが重要となるだろう。また、プレイを重ねることでアンロックされるコンテンツも多数実装されるという。飽きがこない中毒性のあるゲームプレイが期待できそうだ。

本作を手がけるKonfa Gamesはロシアのインディースタジオ。過去に人間リソースマネジメントシム『Despotism 3k』やローグライトストラテジー『Despot’s Game』を手がけている。どちらもSteamユーザーレビューでは「非常に好評」の評価ステータスを得ている高評価作品だ。

ブラックユーモアあふれるディストピア世界観が魅力的な『Despot』シリーズ。そのスピンオフとなる本作はローグライトシューターとして打ち出される。ピンクの人間やロボットたちを相手に、突然変異スライムが暴れる様にも期待したい。なお公式は、「小さいピンクの人間が倒されると弾ける」様子も本作の楽しみのひとつとして紹介している。


『Slime 3K』はPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに2023年内にリリース予定。

Chen Lichun
Chen Lichun

インディーゲームとローグライクが好き。本とゲームを積むのが得意。

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