『Ghostwire: Tokyo』大型アプデ「蜘蛛の糸」4月12日配信へ。新モードに新エリアに新スキルの盛りアプデ、Xbox版も同時リリース

 

Bethesda Softworksは3月16日、『Ghostwire: Tokyo』向けの最新アップデート「蜘蛛の糸」を、4月12日に配信すると発表した。また、本作のPC(Microsoft Store)/Xbox Series X|S版も同日に配信開始され、Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。本作は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5向けに発売中。

本作は、Tango Gameworksが手がけたアクションアドベンチャーゲームだ。謎の超常現象により人々が消失した現代の東京を舞台に、プレイヤーは妖怪や亡霊が彷徨う街を探索。超常の元素を操る能力を駆使して戦い、大規模人体消失の裏に潜む真実に迫る。


今回発表されたアップデートでは、新ゲームモードや新たな探索エリア、ムービーシーンの追加のほか、ゲーム品質の改善などが実施される。まず新ゲームモードは「蜘蛛の糸」と呼ばれ、メインメニューにゲーム本編とは別に用意される。同モードでは、新たに制作された130以上のレベルからなる30階層の試練をクリアし、最奥までたどり着くことを目指す。試練をクリアするなかでは、さまざまなアップグレードをおこない強化していくことができ、挑戦に失敗すると最初からやり直し。ただし、強化の一部は次の挑戦に引き継がれるとのこと。ローグライク風の上級者向けモードとなるようだ。

そしてゲーム本編においては、異常現象に見舞われ怪異がはびこる東京の街に、新たなロケーションが追加される。そのひとつとして「中学校」エリアが紹介された。中学校では、教室で不吉な授業がおこなわれているという。そうした新たなミッション以外にも、ストーリー中に新たなムービーシーンが追加。より多くのキャラクターの関わり合いに触れ、そこで紡がれる物語をより深く理解することに繋がるとのこと。

 


またアップデートでは、主人公の暁人のスキルが強化される。ジャストガードカウンターや、敵の攻撃を回避するクイックドッジ、チャージラッシュ、パンチに属性を付与する新たな霊技など、戦闘スキルがさらに充実。さらなる高みへ舞い上がることのできる旋風を生み出す「昇旋風札」や、弾薬が心もとないときでも霊力が湧き出る泉を作り出せる「霊泉札」も追加される。さらに敵キャラクターについても、すばしっこい「黒土女」や、透明な体を持つ「不見鏡」、高空を舞う「血套法師」などの新たな脅威が登場するとのこと。

本作の機能面にも新要素が導入され、まずフォトモード機能が拡張。写真にスタンプを付けたり、街中に点在するカプセルトイを購入してフィギュアをアンロックし、そのフィギュアを使って“超常感たっぷり”の自撮りを撮影できたりといったことが可能となる。さらに、ホラーゲームが苦手なプレイヤーのために、一部の心霊現象を可愛らしい渋谷ハチ公のステッカーに置き換える「恐怖演出の緩和」設定も追加される。


『Ghostwire: Tokyo』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5向けに発売中だ。そして最新アップデート「蜘蛛の糸」の配信日である4月12日には、新たにPC(Microsoft Store)/Xbox Series X|S版もリリース予定。Xbox/PC Game Pass向けにも提供される。