小動物自然アクション『AWAY』国内PS4/PS5版5月25日に配信へ、日本語対応。フクロモモンガなどになって大自然を探索
株式会社ハピネットは3月3日、アクション・アドベンチャーゲーム『AWAY』を5月25日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPS4/PS5で、価格は通常版が2178円、デジタルデラックス版が3278円(共に税込)。ゲーム内は日本語表示に対応する。
『AWAY』は、カナダのインディースタジオBreaking Wallsが手がけたストーリー主導型のアクション・アドベンチャーゲームだ。プレイヤーは小さなフクロモモンガとなり、さらわれた家族を救うために広大な自然界を冒険する。また、本作は自然界を題材にしたドキュメンタリー番組を模したようなスタイルが採用され、字幕・音声によるナレーションが、フクロモモンガの旅をサポートしてくれるという。
本作は、小動物視点のカメラシステムや、自然環境下のサウンド・グラフィック、状況に応じた場面の変化により、自然の臨場感を体感できることが特徴。道中では、空腹をしのぐために食料を探したり、飛膜を使って上空を滑空し肉食動物の脅威を乗り越えたり、捕食者から身を隠したりすることが求められる。
本作にはストーリーモードのほかに、探索モードも収録される。探索モードでは、蝶やネズミ、カエルなどほかの動物や虫に憑依し、自然豊かな島を自由に探索できる。20種類以上の動物や虫に憑依できるほか、探索を通じてはさらに全10種類の珍しい生物を発見でき、それらを憑依してコンプリートを目指す要素も用意。マップとなる島では時間の経過も表現され、朝昼・夕方・夜と徐々に変化していく島の様子を、動物や虫の目線で体験できるそうだ。
本作は、2021年にPCおよび海外PS4/PS5向けに先行して発売され、国内PS4/PS5版は当初昨年の発売が予定されていた。しかし、ユーザーからのフィードバックを基にしたゲーム内容の改善や、アジア地域におけるローカライズのクオリティアップを図ることを目的に発売延期。そして今回、新たな発売日が決定した格好である。
『AWAY』は、PS4/PS5向けに5月25日に配信予定だ。デジタルデラックス版には、オリジナルサウンドトラック(全8曲)やPS4用オリジナルテーマ、フクロモモンガ用スキンセット(アルビノ&ブラック)が同梱される(PS5向けデジタルデラックス版にはオリジナルテーマは付属しない)。
なお販売元ハピネットは、ゲームイベント「ハピネットゲームフェス!~2023 春の陣~」をベルサール秋葉原にて3月25日に開催予定。会場では30タイトル以上の新作ゲームが試遊可能となり、本作も出展予定とのことである。イベントの詳細は公式サイトを確認してほしい。