ちょっとおバカな宇宙人侵略サバイバルホラー『Greyhill Incident』6月9日配信へ。バット・銃・アルミホイル帽子でグレイに立ち向かう
インディーデベロッパーのRefugium Gamesは2月24日、『Greyhill Incident』を6月9日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S。ストアページの記載によれば、Steamでは日本時間6月10日の発売となる。ゲーム内は日本語表示にも対応予定だ。
『Greyhill Incident』はエイリアンの侵略を題材とした、ストーリー主体の一人称視点サバイバルホラーゲームだ。舞台は90年代初頭アメリカの架空の小さな村「グレイヒル」。メディアが気象観測用気球の正体や陰謀論について語り、超常現象が増加する中、偏執的なグレイヒルの住人だけは気づいていた。「最近の出来事には政府が何らかの形で関与している」「政府は嘘をついている」と。しかし、それを警察などに話すことで精神科送りになるのを恐れた彼らは、誰も信用できずにいた。そうした中、実際にエイリアンによるグレイヒルの侵略は始まっていたのだ。
主人公ライアン・ベイカーはグレイヒルの住民と共にエイリアンの侵略に立ち向かうこととなる。敵である恐ろしいエイリアン「グレイ」は村人達を誘拐するために襲いかかる。主人公はグレイを相手に野球バットやリボルバーを使って応戦し、時にはクローゼットに隠れてやりすごす。そして、グレイヒルを探索するなかでエイリアン達の陰謀を暴くのだ。
トレイラー映像では、グレイの侵略から逃れるため夜の農村を駆け回る様子が確認できる。村人がUFOにアブダクト(誘拐)される様子や、ゆっくりとこちら迫りくるグレイの様子など、エイリアンの襲撃による恐ろしいシーンが見られる。一方で、頭にアルミホイルの帽子を身に着けた住民や、なにやら頭が光っている猫など、宇宙人に関する迷信的でちょっとユニークなシーンも見られる。
本作の開発を手がけるのはインディーデベロッパーのRefugium Gamesだ。本作が同スタジオ初の開発タイトルとなるようだ。Refugium Gamesは本作について、海外ドラマ「X-ファイル」などのさまざまな映画作品、テレビ番組、書籍にインスピレーションを受けて制作されたと述べている。本作は古典的なグレイ型エイリアンやUFOに関するオマージュであるとし、現在最高の体験を提供できるように懸命に取り組んでいるとのことだ。
また、日本向けへの発売は発表されていないものの、本作のPS4/PS5向けのデラックス版にあたる「Abducted Edition」も発表された。このエディションに付属する特典について一部が紹介されており、ゲームの壁紙やサウンドトラック、エイリアンの侵略に関するオリジナルの新聞、そして“自分だけのアルミホイル帽子”の作り方ガイドが付いてくるそうだ。実際にエイリアンに侵略された時に役立つかもしれない。
『Greyhill Incident』はPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに、現地時間6月9日発売予定。ゲーム内は日本語表示にも対応予定だ。