次世代大型MMORPG『THRONE AND LIBERTY』Amazon Gamesが日本などでの販売を担当へ。PC/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中
Amazon GamesとNCSOFTは2月22日、NCSOFTが手がける新作MMORPG『THRONE AND LIBERTY』の北米・南米・欧州・日本でのパブリッシング契約を締結したと発表した。本作はPC/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中。
『THRONE AND LIBERTY』は、ストーリー性のある冒険とアクション満載の戦闘を融合したMMORPGだ。西洋中世をコンセプトにした広大なソリシウム大陸を舞台とし、地理や環境が常に変化するなか、これに応じてゲームプレイも「プレイヤー対プレイヤー」や「プレイヤー対環境」などと変わっていくという。また、過去と現在、未来が続く物語性も特徴とのこと。プレイの進行度によって、順次コンテンツが開放されていく。
本作では、プレイヤーの選択によって役割が変化するフリークラスが採用。プレイヤーが参加するかどうかを選択できるPvPシステムも用意される。また、プレイヤーは動物に変身できることも特徴のひとつで、大空を駆け巡ったり、深海を探検したりといったことが可能。日食や暴風雨などの強力な環境効果を発動し、戦局を有利に進めるといった要素も用意されるそうだ。
このほか、本作はクロスプラットフォームプレイに対応。NCSOFTは本作のサービスの方向性について「みんなのためのプレイ」を掲げており、PCとコンソールの各デバイスに合うUXとUIを提供し、全世界のプレイヤーの多様な趣向を考慮した、詳細なキャラクターカスタマイズ機能も実装するとのこと。
NCSOFTは、『リネージュ』や『タワーオブアイオン』『ブレイドアンドソウル』『ギルドウォーズ』などの開発や運営をおこなってきた実績がある。そのなかで『THRONE AND LIBERTY』は、同社にとっての“次世代MMO”に位置付けられているという。そして今回Amazon Gamesと協働することが決定。NCSOFTとして本作は、複数の地域でリリースする初のタイトルということにもなるそうだ。
Amazon Gamesというと、自社開発の『New World』のほか、Smilegateの『Lost Ark』のパブリッシングを手がけている。また、バンダイナムコオンラインの『Blue Protocol』や、Crystal Dynamicsが手がける『Tomb Raider』シリーズ新作などの販売も担当する予定。ゲームパブリッシング事業の拡大を続けており、今回さらなるタイトルがライナップに加わったかたちである。
『THRONE AND LIBERTY』は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中。NCSOFTによる昨年12月時点の発表によると、2023年上半期にグローバルでリリース予定だそうだ。