『スプラトゥーン3』新ステージ「ナンプラー遺跡」お披露目。「あいことば」で合流できる便利な機能も実装へ
任天堂は2月21日、『スプラトゥーン3』の新シーズン「2023春 Fresh Season」の新要素を発表した。新シーズンから登場する新ステージに加えて、2つの新たなブキがお披露目されている。
新たに発表されたステージ「ナンプラー遺跡」は、本作で初登場となるステージだ。砂漠に佇む、観光地としても人気な遺跡のようで、ロケーションとしては同じ荒野にあるユノハナ大渓谷に似た印象を受けるステージだ。遺跡の入り口にはイカをモチーフにしていると思われる建造物があり、『スプラトゥーン』の世界の古代文明を想像させられるステージとなっている。
なお、上空から見たナンプラー遺跡は、やや平坦気味。中央には広めのちょっとした高台が設置されており、ナワバリバトルではこの高台周辺での攻防が激しくなりそうだ。なお、遺跡の前でインクを塗り合うことになるものの、貴重な資料などはガラスで保護されているため、バトルをしても安心だそうだ。
そして、「2023春 Fresh Season」の新ブキの1つは、「L3リールガン」のバリエーションとなる「L3リールガンD」だ。限定カラーのフレームが使用されているL3リールガンとなっている。L3リールガン特有の3点バースト射撃に、サブウェポンの「クイックボム」を組み合わせた、敵を倒しやすい構成だ。スペシャルウェポンには「ウルトラハンコ」を備えているので、いざというときの接近戦にも持ち込める。3点バースト射撃にさえ慣れてしまえば、中近距離において心強いブキになっていることだろう。
もう1つの新ブキは、「ラピッドブラスター」のバリエーションとなる「ラピッドブラスターデコ」だ。射程が長いラピッドブラスターの攻撃と、新たに装備されたサブウェポンの「トーピード」を駆使して、相手の間合いの外で立ち回るのが強力そうだ。スペシャルウェポンには「ジェットパック」が装備され、距離を詰められても粘り強く戦うことができることだろう。
ちなみに、シーズン開幕から間もない3月4日午前9時から、2回目のビッグランが発生するということが発表されている。海女美術大学ステージを舞台に、サーモンランがおこなわれることになる。さらにこれまでサーモンランに登場したオカシラシャケ「ヨコヅナ」とまったく違う、新たなオカシラシャケ「タツ」の存在も確認されている。タツは3月上旬に上陸する可能性が高いとのことで、次回のビッグランでの上陸が予想されている。その名のとおり竜のような風貌のタツと、どんな戦い方になるのか楽しみにしたい。
ほかにも新機能として、プレイヤーが参加できる「チャンネル機能」が実装されるそうだ。チャンネル機能は同じ合言葉を入力したプレイヤーが参加することが可能で、通知を送り合うことができる機能とのこと。グループへ合流を募集することもできるそうで、レギュラーマッチの乱入のほか、昨日発表されたバイトチームコンテストにも使用できる模様だ。
『スプラトゥーン3』はNintendo Switch向けに発売中。「2023春 Fresh Season」は、3月1日開幕予定だ。