『ホグワーツ・レガシー』の動く絵画を、なぜかVTuberに差し替える人現る。知ってるホグワーツと違う

 

ホグワーツ・レガシー』PC版にて、同作に登場する動く絵画をVTuberに差し替える人がいるようだ。Modを使ったちょっとした変更であるが、世界観がかなりおかしな感じになる。PC Gamerが伝えている。

『ホグワーツ・レガシー』は人気小説・映画「ハリー・ポッター」シリーズを題材としたゲームだ。プレイヤーは5年生として、魔法学校ホグワーツに入学。授業や探索に励みつつ、世界をめぐる大きなしがらみに巻き込まれていく。


『ホグワーツ・レガシー』の特徴は、圧倒的に作り込まれた世界。校内にはさまざまなオブジェクトが存在し、それらがコミカルに挙動する。学校を歩いているだけで没入できる装飾品は、本作における重要な役割を果たしている。その中に、動く絵画が存在。原作にも存在する要素で、飾られた肖像画などが動くのである。「ハリー・ポッター」らしい要素のひとつだろう。そしてなぜか、この絵画をVTuberに差し替えるModが登場したのだ。

Mod名は「Moving Frames – Anime Vtubers – Hololive」。挙動としてはシンプルで、ディレクトリ内にあるムービーのフォルダにて、アニメーション素材を差し替えるだけ。種類としては22種類の差し替えがなされる。“勝手に飾られるVTuber”の面々は、ホロライブのメンバーが中心で、戌神ころねさんや兎田ぺこらさん、雪花ラミィさんといった顔ぶれ。彼女たちが絵画として登場する。


投稿された映像を見てみると、たしかにホグワーツになんの脈絡もなくVTuberたちが登場する。かなりシュールである。この絵画は特にVTuberである必要ではなく、素材であればなんにでも差し替えできるようだ。Mod作者がVTuberを見たかったのだろう。あるいは、『ホグワーツ・レガシー』はストリーマーにも人気で、ホロライブとしても兎田ぺこらさんが同作を実況している。そういう意味では、なんとなくつながりを見出すことは可能かもしれない。
【UPDATE 2023/2/13 11:40】
本作を実況しているVTuberについての表記を修正

Modへの差し替え前の光景。かなり雰囲気がある


『ホグワーツ・レガシー』においては、さっそく多彩なModがリリースされている。今回紹介したModのほかに、クモ恐怖症の人のためにクモを変哲もない立方体に置き換えるModなども存在。ゲームの盛り上がりは、Mod界隈の賑わいからも感じられるだろう。

『ホグワーツ・レガシー』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/ PS5/ Xbox Series X|S向けに発売中。PS4/Xbox One向けには4月4日発売予定、Nintendo Switch向けには7月25日発売予定だ。