Steam乗り物づくりゲーム『Astronimo』発表。最大4人で乗り物作成、“難所”だらけの惑星を冒険
デベロッパーのCoatsinkは2月7日、パズルアクションゲーム『Astronimo』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2023年内に早期アクセス配信予定。
『Astronimo』は、最大4人でのローカル・オンライン協力プレイに対応するパズルアクションゲームだ。宇宙採掘会社の社員であるプレイヤーは、未知の惑星に不時着する事故に遭う。そして、宇宙ロケットを建造し会社の艦隊へと帰還するため、惑星を探索することになる。
本作には3つの惑星が収録され、合わせて20時間以上楽しめるボリュームになるという。各惑星はサイドビューのゲーム画面で表現され、指定の目標をこなしながら先へ先へと進んでいく。溶岩の谷など地形的な難所を突破したり、特定の場所にある資源を採掘したりなどの目標がある模様。それらをクリアするために、獲得した資源をもとに乗り物を作ることが、本作のパズル要素となっている。
乗り物は、大きなスクリーンが設置された場所にて設計可能。フレームやホイール、推進力、そして搭乗部分のプラットフォームといったかたちにパーツのカテゴリ分けがなされており、各カテゴリに複数種類のパーツが存在する。パーツによって目的や性能などが異なり、それらを自由に組み合わせて、目的達成に繋がる乗り物を作成するのだ。
乗り物のアクションには物理演算が用いられているようで、目標達成にはさまざまな工夫が求められる模様。また協力プレイの場合は、全員が一緒に乗れる乗り物を作るのか、各自それぞれの乗り物を作るのかといった選択も、保有パーツ次第では可能なようだ。どのようなパーツを使用し、またどういったデザインの乗り物を作れば攻略できるのか、頭をひねることになるだろう。
本作には各惑星のステージに挑戦するキャンペーンモードのほか、乗り物の作成に特化したガレージモードも収録予定。また、プレイヤーがオリジナルの惑星を作成し、Steam Workshopを通じてコミュニティと共有できる機能も用意されるとのこと。
早期アクセス配信開始時点では、全3つのうち最初の1つの惑星が収録。また、上述したオリジナル惑星の作成・共有要素の基本機能も実装される。そして開発を進めるなかでは、残る惑星やさらなる機能、ゲームメカニクス、またキャラクターのコスメアイテムなどを追加していく計画だそうだ。正式リリースまでの期間は、少なくとも6か月間が見込まれている。
『Astronimo』は、PC(Steam)向けに2023年内に早期アクセス配信予定だ。今年の第3四半期には正式リリースしたいとされているため、逆算するとそう遠くない時期に配信開始されそうである。なおSteamでは、本作のPlaytestの参加受付がおこなわれているため、興味のある方は応募しておくと良いだろう。