Steamサイバーパンク都市作りシム『CyberTown』正式発表。荒野の惑星にネオン輝く不夜城を築く
パブリッシャーのPlayWayは1月21日、街作りシミュレーションゲーム『CyberTown』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発売日は近日発表予定。Steamストアページ表記によると、日本語対応予定となっている。
『CyberTown』は、新しく発見された惑星を開拓し、都市を作って植民地化するシミュレーションゲームだ。プレイヤーは都市を作って拡張を進め、都市や市民の生活を管理することになる。
ゲーム開始時には惑星に降り立った開拓団に指示を与えて惑星を探索し、さまざまなリソースを収集。そして、集めたリソースを使用して研究や都市建設を進めることができるそうだ。惑星の植民地化の過程で、食料問題をはじめとしたいくつもの問題が立ちはだかり、プレイヤーはそれらに対処していく必要もあるという。
本作では都市作りをしていく上で、ストライキや反乱などの発生により、別の勢力と敵対することも。プレイヤーはそれらの解決法として、自身の軍隊をもち、敵対勢力を制圧する必要も出てくるそうだ。市民を守るために軍隊を結成して兵士を鍛えたり、航空部隊を結成したりと、武力を強化することも可能。さらにトレイラーでは、都市に砲台を置いて迎撃している場面も。市民が住みやすいだけではなく、敵の襲撃も撃退できるような、強固な都市を作り上げる必要もありそうだ。
街作りをテーマにしたゲームはほかにもあるが、サイバーパンクな街を作ることができるのは『CyberTown』の特徴となるだろう。トレイラーでは、サイバーパンクな人々が宇宙船らしき乗り物で荒野に降り立ち、近未来的な建造物を建造するゲームプレイのイメージが確認できる。レールを敷いてモノレールを走らせるといった、インフラ面の整備も可能なようだ。発展した都市では空飛ぶ乗り物が行き交ったり、デジタルサイネージ(電子看板)がいたるところに掲示されたりと雰囲気満点。さらに、都市には人体を改造した人々が往来し、彼らが利用する飲食店の看板には「DINER」のほか「NOODLES」といった文字も。近未来感と生活感あふれるサイバーパンクらしい都市を構築できそうだ。
なお本作は2021年2月に、パブリッシャーのGamePlanetが立ち上げたインディースタジオCyberGamesが開発をおこなうと発表されていた。このたび、パブリッシャーをPlayWayが担当することになり、正式発表となったかたち。なお本作のSteamコミュニティハブでは、開発元CyberGamesが定期的に開発の進捗を報告してきた。正式発表後の続報についても楽しみにしておこう。
『CyberTown』はPC(Steam)向けに発売予定。Steamストアページによると、発売日は近日発表予定だ。