ペラペラキュートなRPG『Born of Bread』Steam向けに正式発表。『ペーパーマリオ』の影響受けた、パン少年と仲間の大冒険

パブリッシャーのDear Villagersは12月15日、WildArtsが手がけるRPG『Born of Bread』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2023年夏に配信予定。マップは3D、キャラクターはペラペラの紙のような2Dで表現されたRPGだ。

パブリッシャーのDear Villagersは12月15日、WildArtsが手がけるRPG『Born of Bread』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2023年夏に配信予定。

『Born of Bread』は、小麦粉でできたパンのキャラクターLoafを主人公とするRPGだ。本作の世界では、別の時代からやってきたという悪者によって国中が大混乱に陥っている。その悪者はイタズラし放題で、人々の脅威になっているという。そこでLoafは、仲間と共に冒険し悪者に立ち向かう。

本作では、マップは3D、キャラクターはペラペラの紙のような2Dで表現されたビジュアルスタイルが採用。子供から大人までが楽しめる作品を目指しているとのことで、かわいい世界観が特徴的だ。マップには、謎めいた遺跡が存在する森林地帯や、賑やかな大都市など多様な環境があり、Loafは各地を訪れるなかでさまざまなキャラクターと出会う。そして仲間を作り、チームとして行動することになるという。


敵とのバトルはターン制で進行し、その中にリアルタイムアクションが組み合わせられたシステムが採用。トレイラーでは、タイミングを合わせてボタンを押したり、アナログスティックを入力したりなどの場面がみられる。武器ごとに異なるQTEが用意されており、その成否が攻撃の成否に繋がる仕組みとのこと。さらに武器には敵との相性があり、上手く敵の弱点を突ける武器の組み合わせを見つけることが大事だそうだ。

仲間となるキャラクターはそれぞれ固有のアビリティをもっている。そうしたアビリティはバトルだけでなく、王国を探索するなかでも助けになってくれるという。本作にはパズル要素やサイドミッションも用意されており、そうした場面で活躍してくれるのかもしれない。

このほか、バトルを“生配信”するというゲーム内要素も存在する。プレイヤーのアクションによって視聴者を楽しませることができればボーナスを獲得でき、常連の視聴者から提示された目標を達成すると、さらにボーナスを得られるという。


開発元WildArtsのリードデザイナー・プログラマーNicolas Lamarche氏によると、本作は『ペーパーマリオ』や『UNDERTALE』などから影響を受けており、お茶の間で楽しめる往年のRPGのような作品を目指して開発中だそうだ。作中ではシリアスなテーマも扱うものの、常に楽しく笑いながらプレイできる作品にしたいとのことである。

『Born of Bread』は、PC(Steam)向けに2023年夏に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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