『スプラトゥーン3』新ブキ「プロモデラーRG」「バケットスロッシャーデコ」お披露目。イカスフィアがなくなり生まれ変わった再登場ブキ
任天堂は11月21日、『スプラトゥーン3』公式Twitterアカウントにて、2つの新ブキを発表した。新シーズン「2022冬 Chill Season」では、前作『スプラトゥーン2』に登場したブキが、サブウェポンやスペシャルウェポンを変更して登場するようだ。
まず1つ目は「プロモデラーRG」だ。シューター種のブキである「プロモデラーMG」のマイナーチェンジ版で、金メッキが施されて目立つブキだ。プロモデラーMGがサブウェポンに「タンサンボム」、スペシャルウェポンに「サメライド」を装備していたのに対し、プロモデラーRGはサブウェポンに「スプリンクラー」、スペシャルウェポンに「ナイスダマ」を備えているようだ。プロモデラーMG単体でも高い塗り性能が、スプリンクラーによってさらに強化されたかたちとなる。
スペシャルウェポンのナイスダマは、戦況を変えるのに十分な性能だ。現シーズンで強いブキ、いわゆる環境ブキとされていた「スクリュースロッシャー」にも装備されている。シューターブキとして前線に立ちながら、プロモデラーRGの高い塗り性能でスペシャルゲージを貯め、ナイスダマを積極的に放って状況を有利に進めていくという戦い方ができそうだ。
そして、2つ目は「バケットスロッシャーデコ」。こちらも「バケットスロッシャー」のマイナーチェンジ版で、本体がステッカーでデコレーションされているブキだ。バケットスロッシャーからの変更点として、サブウェポンが「スプラッシュボム」から「ラインマーカー」に、スペシャルウェポンが「トリプルトルネード」から「ショクワンダー」になっている。
ラインマーカー、ショクワンダーのいずれも、単体では相手を倒すためには心もとない。そこでラインマーカーでダメージを与えながら相手位置をサーチして、メインウェポンでトドメを刺したり、ショクワンダーで相手の裏に回って攻撃を仕掛けたりと、メインウェポンの運用をサポートする構成となっているのが、バケットスロッシャーデコだ。
以上の2つのブキは、前作『スプラトゥーン2』にも同名ブキとして登場している。しかし、どちらも『スプラトゥーン3』には登場していないスペシャルウェポン「イカスフィア」を装備していた。それが別のスペシャルウェポンに変わったことで、前作とは違った戦い方を考える必要があるだろう。ほかにも2022冬 Chill Seasonのトレイラーで公開された中には、マイナーチェンジブキと思しき物が登場していた。それらの詳細情報も期待して待ちたい。
さらに、2022冬 Chill Seasonでのカタログの変更点も発表されている。次のシーズンからは中身を詳しく見ることが可能になったようだ。実際にカタログをめくるように閲覧が可能となっており、その中にはカタログで手に入るギアを組み合わせたコーディネイトも掲載されている。よりカタログらしくなったと言えるだろう。報酬の中には「さむがり」なる、季節に合わせた新たなエモートや、新ステージ「クサヤ温泉」を意識しているような、温泉らしいポスターやステッカーもあるようだ。
『スプラトゥーン3』は、Nintendo Switch向けに発売中。2022冬 Chill Seasonは、12月1日から開幕予定だ。