ボディーカメラ視点ホラー『Paranormal Tales』発表。怖がりはプレイ非推奨、臨場感から描く写実調恐怖
デベロッパーHorror Cam Committeeは10月26日、『Paranormal Tales』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。トレイラーが公開されている。
『Paranormal Tales』はボディーカメラ風ホラーゲームだ。ボディーカメラとはその名のとおり、身体にカメラをつけたアングルのこと。主観視点に近いものの、それよりは目線は低く、没入や臨場を感じさせる視点である。本作はゲームエンジンとしてUnreal Engine 5を採用。ボディーカメラと美しいビジュアルおよびエフェクトを組み合わせることで、写実的で没入感なグラフィックを生み出しているという。
本作ではプレイヤーは、“Horror Cam Archives committee(ホラーカメラ記録委員会)”から入手したさまざまなビデオを見ていくという。各ビデオはそれぞれ別のシチュエーションの内容となっており、場所も物語も異なる。このビデオを見るという形式で、それぞれのビデオで起こったことを体験していくのだろう。ビデオの長さはエピソードによって異なるとのこと。
まだゲームとしての情報はあまり出ていないものの、公開された映像は1000RT以上を集めるなど注目されているようだ。本作は『P.T.』などから影響を受けているそうで、そのフォロワーとして注目されているほか、ボディーカメラ視点で展開される臨場感のある演出への言及が見られる。なお公式ホームページには「暗闇や幽霊、ジャンプスケア、そして一般的なホラー要素が怖い人は遊ばないでください」と丁寧に注意書きされている。
開発は2名ほどで作られているそうで、長期的なプロジェクトとして進められている。制作にはまだまだ時間がかかりそうだが、楽しみにしておこう。先日別のボディーカメラ風のFPSが注目を集めていたように、ボディーカメラ視点が採用するゲームがほんのり増えつつあるのも面白いところだろう。
『Paranormal Tales』はPC(Steam)向けに発売予定だ。