Steam闘技場デッキ構築ゲーム『Alina of the Arena』正式リリース。ユーザーレビュー「非常に好評」、血と計略で得ていく富と名誉
台湾のゲームスタジオPINIXは10月14日、『Alina of the Arena』をSteamにて正式リリースした。セールも実施されており、10月28日までは20%オフ1216円でゲームが手に入る。なおゲーム内は日本語表示に対応している。
『Alina of the Arena』は、ローグライク要素のあるデッキ構築型戦略ゲームだ。PINIXは本作を「『Slay the Spire』と『Into the Breach』の要素を組み合わせた作品である」と説明している。本作にてプレイヤーは剣闘士となり、闘技場でのターン制バトルに挑む。ステージはプレイするたびにランダム生成され、生き残りをかけて戦い続けるのだ。
戦闘においては、毎ターンカードをドロー。攻撃や防御などのカードを選び、敵をすべて殲滅することを目指す。本作ではマップ移動要素も存在しており、移動に付随したカードも存在。攻守の駆け引きだけでなく位置の駆け引きも重要になるわけだ。
なお本作では装備品の概念も存在しており、主人公の左右の手に装備可能。装備することによって、たとえば攻撃カードの威力を高めたり、防御力を高めたりといった効果が現れる。また装備品のほかにも消費型のアイテムも用意されている。試合中には装備やアイテムが観客から投げ込まれ、これらを活用することも重要。プレイヤーは基本1人で戦うが、敵は複数で登場することが多い。多数をいかに相手にするかが生き残りの鍵を握るのだ。
『Alina of the Arena』のSteamストアページでは、1800件以上のユーザーレビューが寄せられ評価は「非常に好評」。オーソドックスなデッキ構築要素をベースに、タイル移動の要素が組み合わさり、本作ならではの体験が生み出されているとの評価が散見される。またビジュアルやサウンドは、同ジャンルにしてはキャッチーで、システム以外の部分の戦闘を盛り上げる要素も好評のようである。
本作は早期アクセス配信開始よりコンスタントなアップデートが続けられてきたからか、正式リリース時には大きな追加要素はなし。エンディングの追加や、ローカライズ面での調整に留まっている。ひとまず開発は一区切りといったところだろうか。どのようなエンディングが追加されたかは、プレイにて確かめてみよう。
『Alina of the Arena』はPC(Steam)向けに配信中だ。なおゲーム内は日本語表示に対応している。