『カプコン ファイティング コレクション』アプデ配信。トレモでのヒットボックス表示や、オンライン対戦のレイテンシ表示などを追加

カプコンは9月27日、対戦格闘ゲーム『カプコン ファイティング コレクション』向けに無料タイトルアップデートを配信した。各タイトルトレーニングモードでのヒットボックス表示機能などが追加されている。

カプコンは9月27日、対戦格闘ゲーム『カプコン ファイティング コレクション(CAPCOM FIGHTING COLLECTION)』向けに無料タイトルアップデートを配信した。本作はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに販売中。

『カプコン ファイティング コレクション』は、カプコンのアーケードゲームから、『ヴァンパイア』シリーズを中心に計10タイトルを収録した作品だ。全タイトルがオンライン対戦に対応するほか、トレーニング機能やミュージアム機能など、オリジナル版にはなかった新要素が導入され、不具合の修正も実施。また、日本版に加え海外版も同時収録されている。収録タイトルは以下のとおり。

  • ハイパーストリートファイターII
  • ポケットファイター
  • スーパーパズルファイターII X
  • ヴァンパイア -The Night Warriors-
  • ヴァンパイアハンター -Darkstalkers’ Revenge-
  • ヴァンパイアセイヴァー -The Lord of Vampire-
  • ヴァンパイアハンター2 -Darkstalkers’ Revenge-
  • ヴァンパイアセイヴァー2 -The Lord of Vampire-
  • サイバーボッツ
  • ウォーザード

今回配信された無料タイトルアップデートでは、より快適に遊べる新機能やオプション設定が追加されたとのこと。まず、各作品のトレーニングモードのオプション設定に「ヒットボックス表示」が追加された。攻撃当たり判定・やられ判定の範囲が、技ごとに視覚化される。

『ヴァンパイアセイヴァー』と『ヴァンパイアセイヴァー2』のトレーニングメニューにおいては、リリスのEX必殺技「グルーミーパペットショウ」が追加。時間制限を気にせずダークフォース中のコンボ練習ができる、トレーニングメニュー「ダークフォース」も用意された。さらに、BGMを「ノーマル」か「パターン1~6固定」から選択できるようにもなっている。

また、『スーパーパズルファイターIIX』には、ジェムのアレンジカラーが6パターン追加されている。


オンライン対戦において、接続相手のレイテンシ(遅延時間)が5段階のカラーで確認できるようになった。水色がもっとも遅延時間が短く、次いで緑色・黄色・オレンジ色・赤色という順に、遅延が長く応答が遅いことを示す。表示場所は、カジュアル/ランクマッチの場合は、マッチング時のゲームタイトル下のライン色。カスタムマッチのロビーの場合は、対戦待ち番号の色となっている。

アナログモニターやアーケードモニターなどの再現や、画面サイズを変更する「画面フィルター」には、より滑らかに見える「タイプH」が追加。また、ゲーム画面を見ながらフィルター設定を変更出来るようになり、計8種類のフィルタータイプを比較しながら選択可能となった。

このほか、「ギャラリー」のランダム再生や再戦回数の増加など、機能追加や一部不具合の修正もおこなっているとのことだ。アップデート内容の詳細は公式サイトを確認してほしい。


『カプコン ファイティング コレクション(CAPCOM FIGHTING COLLECTION)』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに販売中。なお、各プラットフォームではダウンロード版の25%オフセールが実施中だ。セール期間は、9月28日23時59分まで(Steam版のみ9月29日1時59分まで)。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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