ソウルライク・2DアクションRPG『No Place For Bravery』Steam/Nintendo Switch向けに配信。『SEKIRO』から影響受ける、過酷な贖罪の旅
パブリッシャーのYsbryd Games/Beepは9月22日、Glitch Factoryが手がけたアクションRPG『No Place For Bravery(ノープレイス・フォー・ブレイバリー)』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、価格は2980円。Nintendo Switch版については、10月5日まで10%オフの2682円となっている。
『No Place For Bravery』は、デュワと呼ばれる朽ちゆく世界を舞台にした2DアクションRPGだ。主人公は、旧騎士団の戦士だったソーン。ウォーロックという人物に娘を連れ去られた過去をもつ彼は、今は妻と酒場を営みながら、引き取った捨て子と共に暮らしている。そんなある日、ソーンは古い友人の仕事に同行したことをきっかけに、ふたたび娘の行方を追うこととなる。
デュワの世界には複数の地域が存在し、危険なモンスターが徘徊している。また、足場を飛び越えたりトラップを避けたり、あるいはちょっとしたパズル要素が用意されたエリアも存在する。ソーンは剣と盾を初期装備し、追加の武器と切り替えたり、使い切りの武器アイテムを駆使したりしながら戦う。
本作は、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』などのゲームから影響を受けていることが公言されており、死と隣り合わせの緊張感あるバトルが特徴。敵の攻撃パターンや予備動作を見極め、パリィしたりかわしたりしながら自らの攻撃を叩き込んでいこう。瀕死状態にした敵を処刑すれば、アイテムをドロップすることがある。
要所要所に配置されたセーブポイントでは、体力を回復できるほか、スキルのアンロックも可能。新たな攻撃手段を習得したり、弓矢での攻撃が強化されたりなど、さまざまなスキルが存在する。スキルのアンロックには、倒した敵や宝箱などから入手できるお金と、指定の遺物が必要。遺物は、デュワの世界を探索するなかで発見できる。
本作は、ステージを探索し敵と戦うばかりの作品ではなく、さまざまなキャラクターとの出会いや会話シーンも少なくない。場面によっては、プレイヤーは難しい選択を迫られることもあり、その選択が父親の贖罪の旅を描いた物語に影響を与えることもあるという。本作では、そうした重厚な物語と過酷な世界観が緻密なドット絵にて表現されており、そちらも見どころとなっている。
『No Place For Bravery(ノープレイス・フォー・ブレイバリー)』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに配信中だ。また、Nintendo Switch向けにはパッケージ版も販売中(3850円)。初回特典として、ミニアートブックやサウンドトラックなどが同梱されている。