混沌の“視野が広すぎ”FPS『HYPER DEMON』Steamにて配信開始。「圧倒的に好評」を獲得した『Devil Daggers』開発元の新作

デベロッパーのSorathは9月19日、FPS『HYPER DEMON』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1499円。Steamにて「圧倒的に好評」評価を獲得した『Devil Daggers』開発元の新作だ。

デベロッパーのSorathは9月19日、FPS『HYPER DEMON』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1499円。

『HYPER DEMON』は、円形のステージ上で次々に現れる悪魔を倒していく、スコアアタックメインのFPSだ。ゲームを開始すると、10秒からカウントダウンされていき、敵を倒せばカウントがプラスされる。敵に接触したりステージから落下したりしてゲームオーバーになるまでに、どれだけカウントをプラスしていけるかに挑戦するルールである。

プレイヤーは、手から放つ2種類のショットを基本武器に戦う。連射の効くマシンガンタイプと、強力なショットガンタイプだ。ステージ内に出現するジェムを撃ち砕いて獲得すると、ショットが強化される。また、ジェムをチャージしてレーザーを撃つなど、強力な攻撃を発動できる要素も用意されている。

敵はさまざまなタイプが次々に湧き出てくるうえ、一度触れるだけでゲームオーバーとなるため、緊張感あるバトルになるだろう。とはいえ、モタモタしていると、カウントダウンはゼロ以下のマイナスに突入してしまう。立ち回りにおいては、ジャンプやダッシュ、スライディングのほか、ジャンプ中に地面を撃ってより高く飛び上がったり、空中からストンピングしたり、あるいはいわゆるバニーホップのようなテクニックも利用可能だ。


本作の開発元Sorathは、Steamのユーザーレビューにて「圧倒的に好評」を獲得しているFPS『Devil Daggers』を手がけたスタジオとして知られる。『HYPER DEMON』は、同作の続編ともいえる作品であり、基本的なゲームプレイは似ている部分が多い。一方で、『Devil Daggers』はPS1時代を彷彿とさせるポリゴングラフィックであったところ、『HYPER DEMON』ではまた新たな表現を導入。暗黒の舞台に眩い光が飛び散り、真珠のような輝きを放つモンスターが蠢く。

また、魚眼レンズを通して見たような効果も導入されており、画面周囲のビジュアルが歪むことで、戦場はよりカオスな雰囲気に包まれる。ただこの効果については、一度に画角180度の視界を得られるというゲームプレイ上の配慮でもあるそうだ。さらに、背後の敵が赤いホログラフィックで視界に飛び込んでくるシステムも用意されており、事実上360度すべての方向を感じながらプレイすることとなる。

本作にはこのほか、ゲームプレイのリプレイ機能や、保存したリプレイの共有機能も用意。先述したアクションの各種テクニックを学べるチュートリアルも充実している。また、獲得スコアはオンラインランキングにて、ほかのプレイヤーと競うことが可能だ。

『HYPER DEMON』は、PC(Steam)向けに配信中だ。なおストアページでは、光敏感性発作についての警告が掲載されている。不安な方はプレイを避けた方が良いかもしれない。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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