Razerより新型マウスとキーボードが国内発売へ。ゲーミングマウスBasilisk V3 ProとゲーミングキーボードOrnata V3

 

ゲーミングデバイスブランドRazerは9月2日より、ゲーミングマウスRazer Basilisk V3 ProとゲーミングキーボードRazer Ornata V3を国内販売することを発表した。日本の正規流通代理店MSY株式会社を通じて、全国の家電量販店、PCショップ、オンラインショップなどで販売される。

Razer Basilisk V3 Proは、有線型ゲーミングマウスRazer Basilisk V3をベースとしたワイヤレスゲーミングマウスだ。特徴的な機能として、Razer Hyperscroll Tilt Wheelや第3世代Razer オプティカルマウススイッチ、ワイヤレス充電機能などが用意されている。

Razer HyperScroll Tilt WheelはRazer独自のスクロールホイールで、クリック感のあるスクロールとフリースピンのスクロールに対応している。前者はFPSの武器選択時に、後者はウェブサイト閲覧時にぴったりだろう。ゲームシーンだけではなく普段使いも意識されているのは、1つのマウスしか使っていない人にはありがたい。


また、一時的にマウス感度を変更することができるマルチファンクショントリガーを含む、11個のボタンを搭載。それぞれにマクロなどを設定できるようだ。左右マウスボタンには第3世代Razer オプティカルマウススイッチが使用されており、耐久性と反応速度のどちらにも信頼が置けるはずだ。

さらに高性能なオプティカルセンサーFocus Pro 30Kを搭載し、ワイヤレスポーリングレートは最大4000Hzと、ワイヤレスマウスで不安視されやすい細かい使用感についても問題はないだろう。そして、ワイヤレス充電も可能と、ワイヤレス化にあたっての機能にも抜かりはない。ただし、最大4000HzのポーリングレートにはRazer 4K Hz HyperPolling Wireless Dongle、ワイヤレス充電にはRazer Mouse Dock Proと、それぞれ別売りのデバイスが必要となるため注意してほしい。

一方、Razer Ornata V3は一般的なキーボードよりも低いロープロファイルキーを採用したゲーミングキーボードだ。薄型の形状にマグネット式のパームレストが付属されている。

ロープロファイルキーはRazer独自のメカ・メンブレン スイッチを採用している。こちらは、メカニカルスイッチとメンブレンスイッチ両方の技術が組みあわさったものだ。ソフトなタッチ感ながらもしっかりとしたクリック感が得られるようだ。そして、キーキャップには、通常のキーキャップよりも優れた耐久性のUVコーティングが施されている。これによって、長く使用したキーボードにありがちな文字消えを確実に防いでくれるという。ほかにも、音量などをコントロールできるメディアキーも装備されており、利便性も抜群だ。


また、Razer Basilisk V3 ProとRazer Ornata V3のいずれも、長時間の使用が想定されているエルゴノミクスデザインだということも特徴の1つだ。ゲーム中に手が疲れる、痛いといった症状がある人でデバイスにこだわっていないという場合は、一度試してみるのも良いだろう。

Razerの最新ゲーミングデバイス2機種は9月2日発売。それぞれの希望小売価格は、Razer Basilisk V3 Proが税込2万5980円、Razer Ornata V3が税込1万1800円となっている。


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