演劇風アクション『Phantom Hellcat』発表。仮面で役を演じ分けて戦い、劇場世界のグランドフィナーレを目指せ
パブリッシャーのAll in! Gamesは8月24日、傘下のIronbird Creationsが手がけるアクションゲーム『Phantom Hellcat』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、配信日は未定。
『Phantom Hellcat』は、不思議な劇場で構築された世界で戦うアクションゲームだ。その劇場には悪魔が囚われており、看守がひとり孤独に見張っている。しかしある時、封印の一部の力が失われ、悪の勢力が看守を別の次元へと連れ去っていってしまった。本作の主人公は、その看守の娘ジョリーンである。
劇場を舞台にする本作は、演劇のごとき作風がコンセプトのようだ。ジョリーンの母親である看守の誘拐を発端とした、作られた戯曲の一幕を演じるようなゲームプレイになるという。ステージとしては、トランシルヴァニアの古城などが登場。またポップカルチャーをモチーフにした、幻想的な環境の舞台がさまざま登場するようだ。プレイヤーはジョリーンを操作し、トリックスターと呼ばれる謎の存在を倒して、母親を救出することを目指す。
本作は、戦闘面においてハック&スラッシュ型のゲームプレイを採用しているとのこと。プレイヤーは剣などを武器に、またスライドやダッシュも交えながら、多数の敵や壮大なボスと戦う。直感的な戦闘システムが用意され、強力な連続技を決めたり、舞台装置など周囲の環境を利用して攻撃したりといったことも可能とのこと。また、エリアによってはサイドビューの2.5Dスタイルにて、ジャンプアクションを駆使して進む場面もあるようだ。
本作の特徴のひとつとして、魔法の仮面の存在が挙げられる。ジョリーンは仮面を装着することで、特定の能力を得ることができるという。仮面は複数の種類があり、さまざまな役を演じるようなかたちで、能力を使い分けることになる。また、仮面はアップグレードも可能とのこと。
このほか、スキルツリー形式でのパワーアップ要素や、ステージでの収集要素も用意。お宝が隠されていることもあり、ステージを何度もプレイして劇場の秘密を解き明かすことも、本作の目標のひとつになる。
『Phantom Hellcat』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに開発中。配信日は未定だ。