『スプラトゥーン3』では、AMDの“超解像技術”が採用。『スプラトゥーン3 前夜祭』から体験可能

任天堂のNintendo Switch向けアクションシューティングゲーム『スプラトゥーン3』では、AMDのFidelityFX Super Resolutionの技術が採用されるようだ。本作を先行体験できる『スプラトゥーン3 前夜祭』の事前ダウンロードが開始しており、同作の知的財産表記に記載されている。

任天堂のNintendo Switch向けアクションシューティングゲーム『スプラトゥーン3』では、AMDのFidelityFX Super Resolution(以下、FSR)の技術が採用されるようだ。本作を先行体験できる『スプラトゥーン3 前夜祭』の事前ダウンロードが開始しており、同作の知的財産表記に記載されている。

『スプラトゥーン3』は、任天堂のアクションシューティングゲーム『スプラトゥーン』シリーズの最新作だ。プレイヤーは、ヒトの姿になれる不思議なイカとなり、インクを塗れるさまざまなブキを手にバトル。4対4のチームに分かれてインクを塗りあうナワバリバトルや、協力モードのサーモンランNEXT WAVE、また1人用のヒーローモードなどを楽しめる。また本作には、ブキやステージ、カスタマイズ要素などにも新要素が導入されている。


『スプラトゥーン3 前夜祭』は、8月28日9~21時に開催される『スプラトゥーン3』の先行体験イベントであり、専用のゲームとしてNintendo Switch向けに無料配信されている。その事前ダウンロードが本日8月18日に開始された。Nintendo Switch向けゲームは、ホーム画面にて知的財産の表記が公開されており、その作品が使用している技術などのライセンス表記を確認することができる。そして本作では、AMD FSR 1.0が使用されていることが明らかになった。

AMD FSRは、CPU/GPUメーカーとして知られるAMDが提供している、いわゆる超解像技術だ。低解像度でゲーム画面をレンダリングし、FSRの独自アルゴリズムによってアップスケールすることで、GPUの負荷を抑えながら高画質を得られるとされる。同時に、フレームレートの向上も見込めるという技術だ。『スプラトゥーン3』においては、試合中には60fpsで安定して動作することが求められるところだろう。前作『スプラトゥーン2』では可変解像度で対応していたが、FSRを採用する本作では画質面の向上が期待できるかもしれない。

なお任天堂もAMDも、Nintendo Switch向けゲームでのFSRの採用については公表しておらず、実際に採用例が確認されることも少ない。これまでには、同じく知的財産表記から、任天堂の『Nintendo Switch Sports』での採用が確認されていた。

『スプラトゥーン3』は、Nintendo Switch向けに9月9日発売予定。そして『スプラトゥーン3 前夜祭』は、8月28日9~21時に開催される。開催前の8月25日からは、操作に慣れるためのチュートリアルのプレイや、どの勢力でフェスマッチに参加するかの投票をおこなえるとのこと。

『スプラトゥーン3 前夜祭』では、全プレイヤーが3つの勢力に分かれてバトルする「フェスマッチ」を体験でき、期間前半の6時間はナワバリバトルを、後半の6時間には3チームが1度にバトルをするトリカラバトルを楽しめる。なお、フェスマッチへの参加にはNintendo Switch Onlineへの加入が必要となる。詳しくは公式サイトを確認してほしい。


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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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