サバイバルホラーゲーム『Alone in the Dark』発表。90年代の同名作品のリメイク版、邪悪な存在潜む屋敷をふたたび訪れる
パブリッシャーのTHQ Nordicは8月13日、同社作品の最新情報を届ける番組「Digital Showcase 2022」を放送。このなかで、傘下のPieces Interactiveが手がけるサバイバルホラーゲーム『Alone in the Dark』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、発売時期は未定。ゲーム内は日本語表示に対応する。
本作は、1992年に発売された同名のサバイバルホラーゲーム『Alone in the Dark』のリメイク版だ。シナリオは、『SOMA』や『Amnesia』を手がけたカルトホラーライターMikael Hedberg氏が担当する。舞台となるのは、1920年代のアメリカ南部の土地に佇む精神病棟のデルセト屋敷。この屋敷で、本作の主人公のひとりエミリー・ハートウッドの叔父が謎の失踪を遂げたことで、物語は始まる。
本作にてプレイヤーは、裕福なハートウッド家に生まれるも苦悩を抱えたエミリーか、超自然現象に詳しい私立探偵のエドワード・カーンビーのどちらかを主人公に選択してプレイする。舞台となる屋敷には何らかの邪悪な存在が潜んでおり、エミリーはエドワードと共に調査をすることとなる。そのなかでは、奇妙な住民たちに出会ったり、悪夢のような領域に立ち入ったり、異形のモンスターに遭遇したりする。また、この屋敷は現実と謎、そして狂気が交差する場所。プレイヤーは誰を、あるいは何を信じるべきなのか試されるという。
オリジナル版では、クトゥルフ神話をもとにした、狂気に満ちた物語が描かれた。デルセト屋敷に暮らす芸術家が首吊り自殺をし、その死を不審に思った姪のエミリーが屋敷の調査に向かう。そして時を同じくして、古物商からの依頼を受けたエドワードもこの屋敷を訪れる。一方本作では、同じ屋敷を舞台とし、また同じ主人公が登場しながら、屋敷に隠された暗黒の秘密を暴く、まったく新しい物語が展開されるという。そしてプレイヤーは、武器もほとんどないなか、絶望的な生存のスリルを味わえるとのことだ。
『Alone in the Dark』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中。発売時期は未定だ。