ビール醸造所運営シム『Brewpub Simulator』発表。こだわりの手造りクラフトビールで大繁盛のパブを目指せ
パブリッシャーのMovie Gamesは8月5日、Star Driftersが手がけるビール醸造所運営シミュレーションゲーム『Brewpub Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
『Brewpub Simulator』にてプレイヤーは、主人公が祖父から受け継いだ、パブを併設するビール醸造所を運営する。その小さなビール醸造所は、1960年代に地元の人々のあいだで人気となったが、その後大企業が参入してきたことで廃れてしまい、ずっと放棄された状態にあった。まずは荒れ果てた店内を掃除し、営業再開できる状態にリノベーションしなければならない。
パブで客に提供するビールは、プレイヤーが自ら醸造する。本作では、クラフトビール醸造の本物の工程が再現されているという。ホップやモルトなどの材料を購入し、レシピをもとに、専用の設備にて醸造をおこなうのだ。作れるビールの種類はさまざまあるそうで、スクリーンショットではラガーやスタウト、IPAといった種類が確認できる。種類によって醸造工程が異なるため、本作でもその辺りが再現されるのだろう。
そうして出来上がったビールは、瓶に詰めて完成だ。瓶の形状は複数から選ぶことができ、またラベルのデザインはカスタマイズ可能。ラベルには、プレイヤーが命名したビールの名前が印刷される。
オリジナルのクラフトビールが完成したら、パブで客に提供する。注文に応じてビールを提供する作業も、プレイヤーがおこなうことになるようだ。そして収益を上げることで、ビール醸造に使う新たな設備を導入できる。祖父から受け継いだ設備は古いものであるため、より高度な設備を導入するわけだ。そして、さまざまな材料で試行錯誤を重ね、新しいビールの開発に挑戦する。
また、パブの設備や内装についても、新たなものを購入して充実させていくことができる。快適な店を作ることと、ビールの品質を高めることによって、店の評判を高めていくのだ。やがて常連となる客ができ、新規の客も取り込めるだろう。店内には、客が楽しむアーケード筐体やビリヤード台なども設置でき、そうしたアイテムはゲーム内のミッションを進めるなかでアンロックされていく。
予算に余裕ができてきたら、ビジネスをさらに拡大させよう。厨房を作りシェフを雇えば、客に料理を提供できるようになる。本作では、従業員を雇って管理する要素も用意される。また近隣の建物を購入し、バーを拡大させることも可能とのこと。
『Brewpub Simulator』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。