サスペンス・スリラー『RADIOLIGHT』発表。警備員が無線機を片手に、不気味な森を調査する

Kryštof Knesl氏は7月12日、スリラーアドベンチャーゲーム『RADIOLIGHT』を発表した。とある小さな町を舞台にするスリラーアドベンチャーゲームだ。

インディー開発者のKryštof Knesl氏は7月12日、スリラーアドベンチャーゲーム『RADIOLIGHT』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年内に配信予定。

『RADIOLIGHT』は、1980年代のとある小さな町を舞台にするスリラーアドベンチャーゲームだ。主人公は、元警官のDaniel Collins。現在彼は、Ashwood Creekという土地で警備員として働いている。警備ボックスに常駐し、通行する車両のためにゲートのバーを上げ下ろしするだけの退屈な仕事だ。しかしある日、奇妙な無線信号を受信したことで状況は一変する。

本作のゲームプレイの詳細はまだ明かされていないものの、プレイヤーはDanielとして、友人のRobertと無線機で会話を交わしながら、Ashwood Creekの森を調査することになるという。トレイラーでは、無線施設に何者かが侵入した形跡を発見したり、事故を起こした不審な車に遭遇したりし、状況をRobertに伝えている様子がみられる。また、銃を手にする場面もある。敵となる存在に出くわすことがあるのかもしれない。映像の中では、奇妙なキャラクターが突然現れるなど、超自然現象のようなシーンも確認できる。


本作では、Danielの過去にまつわる謎にも迫ることになるという。森の調査をおこなうなかでは、謎の手がかりを発見したり、何らかのアイテムを獲得したりでき、謎を解くことでDanielの愛する人たちを救うことができるとのこと。そのひとりとしては、トレイラーの最後に登場する、Danielの娘の存在が挙げられている。彼の娘に何があったのかは、霧に包まれた森を進んでいくなかで語られるのだろう。

開発者のKryštof Knesl氏はチェコ在住の18歳の青年で、たったひとりで本作を制作しているという。また、本格的な商業作品として初めて手がけるタイトルでもある。プロトタイプ制作を通じてトライアル&エラーを重ね、ようやく今回の発表にこぎつけたそうだ。

『RADIOLIGHT』は、PC(Steam)向けに2022年内に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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