協力ローグライクアクション『Ravenswatch』発表。『Hades』ライクなゲームで高評価を得た開発元、新作はCo-opに挑戦

 

パブリッシャーのNaconは7月8日、『Ravenswatch』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。まずはSteamにて早期アクセス配信される予定だ。1年の早期アクセス配信が予定されており、その後コンソール展開されるかたちである。

『Ravenswatch』は、パブリッシャーによると、ローグライクアクションゲームだという。舞台となるのは、悪夢に侵食されている世界。悪夢が夢想界に広がり、すべてを蝕んでいる。プレイヤーたちはそんな世界で、化け物たちと戦うことになる。また本作は北欧神話や「三匹の子豚」「千夜一夜物語」といった、神話やおとぎ話から影響を受けており、それらに関連する要素がダークファンタジー調なアレンジを経て導入されているようだ。

ゲームプレイについては、見下ろし型となっており、迫りくる敵を近接武器や銃でなぎ倒していくような内容になるようだ。ビルドを組んだり、スキルをアップグレードしたりといった育成・成長要素もあるとのこと。また本作は最大4人までの協力プレイに対応。連携もまた、戦場を生き抜くために必要であるそうだ。本作のローグライク要素については、詳細は不明ながら、部屋のランダム生成などがあるという。死んだら最初からやり直し、といったシステムも導入されているのかもしれない。


本作の開発を手がけるPasstech Gamesは、フランスに拠点を置くスタジオだ。同スタジオが2021年に正式リリースした『Curse of the Dead Gods』は高い評価を獲得した(Steamレビューは非常に好評)。同作は、狭い部屋にて戦いを繰り広げる見下ろし型のアクションゲーム。罠をかいくぐり、敵の攻撃を避け、反撃を打ち込んでいく。大ヒットゲーム『Hades』と同ジャンルであるが、こちらは物語要素が薄く罠なども多く、よりストイックな印象。

ゲームジャンルとしてみると、新作『Ravenswatch』は『Curse of the Dead Gods』とかなり近い。『Curse of the Dead Gods』は、完全に一人向けゲームであった。一方で、『Ravenswatch』は最大4人マルチプレイに対応する。友人らと遊べる協力型ローグライクとして作られているという点で、差別化がなされているのだろう。お祭り騒ぎの戦いが楽しめそうである。

『Ravenswatch』は、2023年にSteamにて早期アクセス配信予定。正式リリース時には、PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switchでも発売される予定だ。