SFアクション『XEL』Steam向けに7月12日発売へ。ガジェットを駆使して惑星を冒険

パブリッシャーのAssemble Entertainmentは6月21日、『XEL』を7月12日に発売すると発表した。ストーリー、戦闘、パズルに重きを置いた3Dアクションアドベンチャーだ。

パブリッシャーのAssemble Entertainmentは6月21日、アクションアドベンチャー『XEL』を7月12日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam /GOG.com)およびNintendo Switch。なお、Nintendo Switch版の配信は7月14日となっている。今年後半にはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けにも配信予定。Steamストアページ表記によると、日本語表示に対応予定である。

*映像内には光が点滅する演出が存在するので注意されたい。

『XEL』は3Dアクションアドベンチャーだ。主人公となるのは少女「リード」。 物語は、記憶を失ったリードが未知の惑星「XEL」にて目覚めるところから始まる。XELは荒廃していながらも、自然豊かで美しいSFファンタジーの世界。そこでは、たくさんの敵と挑戦的なパズルを含んだダンジョン、そして魅力的なキャラクターがリードを待ち構えている。それらに対峙し、XELの探索を進めていくことで、XELの歴史やリードの過去が明らかになっていくという。


ゲームプレイ画面は見下ろし視点となる。戦闘では基本的な動作として攻撃や回避、ガードやパリィが可能。また、ゲームを進めるにつれて手に入るガジェットが、多彩なアクションを可能にする。ガジェットにはさまざまな能力をもつものが存在。パズルや戦闘に役立つことになる。たとえば、「Web Shooter」というグラップリングフックのようなガジェットを用いれば、遠くの足場に到達する、大きな物体を動かす、敵に急速に近づくなどのアクションが可能となる。

また、クラフト要素も存在。クラフトには、敵を倒したり草むらを刈ったりすることで手に入るアイテムを用いる。ポーションなどを作成できるほか、武器のアップグレードも可能。強敵に対して、キャラクターを強化して立ち向かっていくこともできるようになっているそうだ。


ゲームはストーリー、戦闘、パズルに重きを置いた、アクションアドベンチャーとなっている。本作のクリエイティブディレクターであるMaurice Alain氏は、海外メディアSwitchabooのインタビューにて、『XEL』が『ゼルダの伝説』シリーズから大きなインスピレーションを得ていることを語っている。同氏によると、『XEL』はアクションアドベンチャーへの愛と、ストーリーを語ることへの情熱が混ざり合ったものになるそうだ。また、『XEL』はSFをテーマとしていることも特徴となるという。

開発を手掛けるスタジオのTiny Roarは、ドイツを拠点とする。スタジオは2015年に設立され、当初は3名ほどのチームだったが、現在は10名以上のスタッフを有する。これまでには、オンラインマルチ爆弾バトルの『Bomb Bots Arena』などを手掛けている。『Bomb Bots Arena』はSteamユーザーレビューにおいて、84%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得している。『XEL』は設立7年目となるスタジオが大きな挑戦としてアクションアドベンチャーへと取り組む、期待のタイトルとなる。

『XEL』はPC(Steam /GOG.com)向けに7月12日、Nintendo Switch向けに7月14日に配信予定。現在、Steamではデモ版が配信されている。

Yoshiki Oe
Yoshiki Oe

難易度高めのアクションゲームと毒のある表現を含んだゲームが好物。でもよく疲れてるので優しいゲームも好き。

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