中世RTS『Ancient Wars: Medieval Crusades』発表。歴史的な戦場を舞台にリアルなバトル
デベロッパーのJOTASOFT STUDIOSは6月16日、『Ancient Wars: Medieval Crusades』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Ancient Wars: Medieval Crusades』は、中世ヨーロッパで展開されるRTSだ。これまでRTSに見られなかった革新的なゲームプレイが含まれているといい、物理演算などが取り入れられているようだ。プレイヤーは、アラブ・十字軍・ビザンツ帝国・モンゴル・ロシアのいずれかの派閥に所属。3つの歴史的なキャンペーンが用意されており、中世における重要な出来事にもとづいて物語が展開されるという。
本作では、ユニットの装備をカスタマイズできるシステムが存在。ユニットにはRPGシステムが取り入れられているといい、経験値を獲得して成長することができるようだ。主人公や特別なユニット、特別な建造物については、約200種類のアビリティが与えられているという。また、派閥ごとに特別なボーナスのある独自の建造物を建てることができるそうだ。
マップとしては中世のロケーションにインスパイアされた地形が数多く登場。敵AIは、人間のプレイヤーの行動に応じて反応するという。また本作には天候システムも取り入れられており、ゲームに影響を与えるそうだ。さらに、リアルな海戦要素も用意されているとのこと。
ゲームモードとしては5種類を収録。Classic Skirmish、Conquest、Domination、Imperial、Survivalといった遊び方が用意されているという。またシングルプレイヤーモードのほか、Co-opマルチプレイで挑戦できるチャレンジマップも存在。一方で、マルチプレイでの対戦も可能だそうだ。さらに、キャンペーンやマップのエディターといった機能も搭載される。今後は無料のアップデートとDLCが用意されるそうだ。なお本作は4K/8K解像度に対応し、144fpsでの出力が可能とのこと。
『Ancient Wars: Medieval Crusades』はまず早期アクセス配信でのリリースが予定されている。早期アクセス配信時点では、5つの派閥と20種類のマップ、マルチプレイ機能、そしてマップ・キャンペーンエディターが実装されている予定だ。正式リリース時にはより多くの派閥やキャンペーン、ゲームモード、ユニット、アビリティ、マップ、アップグレード、その他コミュニティからフィードバックがあったコンテンツを追加していくとのこと。早期アクセス配信期間としては、2023年までを予定しているものの、コミュニティが満足するまで開発を進めていく予定だそうだ。
『Ancient Wars: Medieval Crusades』はSteamにてPC向けに早期アクセス配信予定だ。