ローグライクアクション『20 Minutes Till Dawn』がSteamで好調スタート。『Vampire Survivors』フォロワーな20分間の決戦

個人開発者のflanne氏は6月8日、『20 Minutes Till Dawn』を早期アクセス配信開始した。『20 Minutes Till Dawn』は、5月より無料配信されていたローグライクアクション『10 Minutes Till Dawn』の製品版だ。

個人開発者のflanne氏は6月8日、『20 Minutes Till Dawn』を早期アクセス配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は310円。同作はSteamにてさっそくユーザーの注目を集めているようだ。 
 

 
『20 Minutes Till Dawn』は、5月より無料配信されていたローグライクアクション『10 Minutes Till Dawn』の製品版だ。「死ぬとほぼ一からやり直し」「アップグレードをランダムなラインナップから選ぶ」など、近年のいわゆるローグライク作品によく見られるシステムを導入している。 

プレイヤーはさまざまな個性があるキャラクターを選択し、任意の遠距離武器を選んで戦闘を開始。大量に押し寄せてくる敵を打ち倒しながら生き延びることを目指す。敵を倒すことで経験値を獲得することができ、一定値ごとにレベルアップ。アップグレードが可能となる。武器のリロード速度や同時発射数を向上させたり、プレイヤーの周りを飛び回るナイフを召喚したりと、さまざまな能力を獲得できるのだ。 

プレイヤーは20分間、アップグレードを重ねて戦力を増大させながら、生存することを目指す。ちなみにクイックゲームモードでは10分間という短い時間で楽しむことも可能だ。無料版からの違いとしては、新キャラクターや新アップグレード、アップグレードのシナジーなどが追加されている。また、永久的なステータスブーストやパッシブ効果を得られる「ルーン」がゲーム内通貨で購入できる。ルーンの組み合わせを選んでゲームを始めれば、ゲームプレイをさらにカスタマイズできる。 
 

 
本作の開発中バージョンであった『10 Minutes Till Dawn』は、Steamピーク同時接続者数が3400人という盛況を見せた。そしてフルバージョンとなる『20 Minutes Till Dawn』は、有料にもかかわらず無料版を上回る盛況ぶりを記録。ピーク時同時接続者数は実に1万804人を記録し、大きな盛況ぶりを見せている(SteamDB)。Steamストアレビューについても本稿執筆時点で1000件以上を集め、ステータス「圧倒的に好評」を獲得している。『10 Minutes Till Dawn』の面白さの根幹はそのままに、ボリュームアップされた内容が高評価を得ているようだ。 

『20 Minutes Till Dawn』の早期アクセス配信開始時点でのコンテンツとしては、7人のキャラクターと武器が登場し、70種類以上のアップグレードが用意されている。早期アクセス配信期間は1~2か月が予定されており、正式リリースに向けてはアップグレードの種類が増え、より多彩なビルドが可能となるそうだ。くわえて、敵やボスの種類も増えるとのこと。 
 

 
『20 Minutes Till Dawn』はSteamにてPC向けに早期アクセス配信中だ。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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