美麗ドット絵2Dアクション『LUNARK』正式発表。ダッシュ・ジャンプ・ローリングで道を切りひらく
Wayforwardは6月7日、2Dアクションゲーム『LUNARK』を正式発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sおよび PC/Mac(Steam)。リリース時期は2022年後半が予定されている。
『LUNARK』はドット絵で描かれた2Dアクションゲームだ。人類はかつて地球上で生存することが難しくなり、事態解決に向けて人工知能NOAHを生み出した。NOAHは月を巨大な宇宙船に作り変えて、数百万人分の人間の胎芽、すなわち胎児になる直前の胚を輸送。近隣の居住可能な惑星を新たに開拓した。そして時が流れ、人類が新天地Albaryneに到着してから300周年を迎えようとしていた。現在この地はNOAHによって統制されている。こうしたなか、主人公のLeoは全体主義に対する反乱に巻き込まれることになるそうだ。
Leoはさまざまなアクションが可能。ダッシュやジャンプのほか、ローリングを駆使することで狭い通路も通行できる。ダッシュジャンプを駆使することで、遠く離れた足場などにもたどり着くことが可能だ。またLeoは初期装備として銃を携行している。ある程度の連射が可能なものの、ゲージを使い切ると一定時間射撃が不可能になるため、使いどころに注意する必要がある。
本作は現在Steamにてデモ版が配布されており、ステージの一つを体験できる。高低差のあるステージを行き来しながら、先に進むためのキーアイテムを集め、道を開いていく体験が可能だ。本作の基本的なアクション要素を学ぶことができる。Leoは身体能力が高いものの、ある程度の高所から落下すると死亡してしまうため注意が必要。一度やられてしまうと、チェックポイントからやり直しとなる。クモやコウモリといった敵と交戦しつつ、ときには体力回復の植物を採取。ダンジョンの奥を目指そう。最奥部にはボスとのバトルが待ち受けている。
製品版では、探索可能な12のステージが用意されるそうだ。また本作ではアイテム入手時など、カットインが入る場面もある。滑らかなアニメーションは、ロトスコープの技法を使ってドット絵に描き起こしているようだ。
『LUNARK』は2019年にKickstarterにてクラウドファンディングを成功。2824人のバッカーから8万1655カナダドル(約850万円)を集めて制作が進められている。キャンペーン実施当時のページによれば、『LUNARK』は90年代にリリースされたアクションアドベンチャー『プリンス・オブ・ペルシャ』や『フラッシュバック』などに影響を受けているとのことだ。
『LUNARK』はNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sおよび PC/Mac(Steam)向けに、2022年後半に発売予定だ。