モンスター育成MMORPG『Temtem』9月7日正式リリースへ。国内ではPS5/Nintendo Switch向けパッケージ版も登場

 

Humble Gamesは5月25日、モンスター育成MMORPG『Temtem』を9月6日に正式リリースすると発表した。日本では時差の都合で9月7日となるようだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。また、PS5/Nintendo Switchのパッケージ版販売は弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMが担当する。 
 

 
『Temtem』は、「テムテム」というモンスターを捕まえる育成MMORPGだ。プレイヤーは、空中諸島の 6つの島を探索。新しいテムテムを発見しては捕獲し、育て上げることで強力な部隊を編成する。さらに本作は多人数同時参加型のRPGだ。プレイ中にほかのテムテムテイマーのプレイヤーと出会い、一緒に冒険を楽しむことができる。テムテム同士を戦わせてバトルができるほか、新しいテムテムを捕まえたり、ルートをクリアしたり、テムテムリーダーと戦ったりなど、さまざまな協力プレイを楽しむことが可能。このほか島を巡る中で対峙するベルソート派との戦いなど、ストーリー要素も用意されている。 

『Temtem』は2020年1月にSteamにて早期アクセス配信を開始。それから1か月で50万本を売り上げた。Steam同時接続プレイヤー数はピーク時に3万9572人を記録(SteamDB)。システムとしては2v2が基本となるバトルや、スタミナをベースとしてわざを繰り出す戦略性、常にほかプレイヤーがうろつく大規模マルチプレイなど、『ポケットモンスター』を下地としつつも独自の色を打ち出すつくりがプレイヤーを獲得してきた。 
 

 
『Temtem』は今年4月に大型アップデートを実施したばかり。同アップデートでは、第2アカウント所有者向けにチャット・交換・ストレージ機能を提供するDLC「Temtem Plus」のほか、テムテムのストレージを拡張し、ストーリー進行によってアンロックされていくようにリワーク。PC/PS5間でのクロスプログレッションが実装され、一部のTemtemにマウント(騎乗)できるようにもなった。Club Warsの延長となるDojo Warsのほか、Dojoのハウジングや、Dojo Parkが追加されている。また、交換の場としてTrade Houseもオープンした。さらに、収集要素としてステッカーも登場している。 

正式リリース後は、シーズンごとにアップデートや、無料版とプレミアム版のバトル・パスも配信予定。また、空中諸島に最後の島が追加される。この島では、テムテムのテイマーとしてのスキルを試すことができる新規アクティビティや、新しい買い物スポット、仲間たちと一緒に探検できるエリアなどが登場する。くわえてリリース後、定期的に更新されるウィークリークエストに参加することができるそうだ。 
 

 
『Temtem』は9月7日、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに正式リリース予定だ。PS5/Nintendo Switch向けパッケージ版は、通常版とデラックス版を販売。デラックス版には、「トップテイマー」と「スタイリッシュスーツ」の2つのコスメティック・パックと「テムカード自慢」「ドレスアップ」の2つのエモートが付属する。くわえて、パッケージ版初回特典には「テムテム図鑑」が同梱される。価格は通常版が税込4980円、デラックス版は税込7495円となる。