魔法世界アドベンチャー『Simon The Sorcerer Origins』発表、日本語対応。約30年前に発売されたシリーズ1作目の前日譚を描く
パブリッシャーのLeonardo Interactiveは5月20日、アドベンチャーゲーム『Simon The Sorcerer Origins』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、2023年前半配信予定。Steamのストアページによると、2023年3月29日に配信されるようだ。また、日本語表示にも対応する模様である。
『Simon The Sorcerer Origins』は、1993年に生まれたアドベンチャーゲーム『Simon The Sorcerer』シリーズの最新作だ。同シリーズでは、これまで多数の続編がリリースされてきたが、本作は第1作目の前日譚を描く作品になるという。第1作目では、主人公である12歳の少年サイモンは、家の屋根裏で発見した本から出現したポータルをくぐり、魔法の世界へと迷い込むこととなった。
本作の物語は、その出来事の数週間前から始まる。反抗的な子供だったサイモンは退学処分を受け、両親とともに引っ越す羽目に。そして新しい家での新たな生活が始まるやいなや、“前代未聞な出来事”がサイモンに降りかかる。1作目同様、強力な魔術師たちと奇妙な怪物たちが支配する魔法の世界に、やはり迷い込んでしまう。
本作では、シリーズ伝統のポイント&クリック形式のゲームプレイを採用する。一方で、ビジュアルは現代的に刷新され手描きイラスト風となり、キャラクターが滑らかにアニメーション。また、ゲームプレイとカットシーンがシームレスに移行する。
ゲームプレイの詳細はまだ明かされていないものの、魔法やパズルを使ったものになるとのこと。トレイラーでは、照明のような装置を操作して壁に文字を浮かび上がらせたり、大きな額縁をサイモンの三角帽子にしまい込んだりする様子がみられる。
魔法の力なのか、三角帽子にはあらゆるものをしまっておけるようだ。スクリーンショットでは、画面下にさまざまなアイテムが並ぶ場面があるため、そうして集めたアイテムを状況に合わせて取り出し、使用することになるのかもしれない。
本作にてサイモンは、トラブルに巻き込まれながらも、パズルを解いたり古代の預言を暴いたり、あるいは危険な錬金術装置を解明したりしながら、強力な魔法を見つけ出す冒険をおこなう。そしてそのなかでは、第1作目のファンがこれまでずっと抱えていた、いくつかの大いなる疑問が解決するとのことだ。
『Simon The Sorcerer Origins』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに2023年前半配信予定。Steamのストアページには、2023年3月29日配信と記載されている。