『モンスターハンターライズ:サンブレイク』ではNPCと狩りに行ける「盟勇クエスト」実装。追加モンスター「セルレギオス」などの新情報公開
カプコンは5月10日、同日配信番組にて『モンスターハンターライズ:サンブレイク』の新情報を公開した。初披露となる追加モンスターをはじめ、ハンターの新アクションや追加システムなどが明らかになっている。
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、ハンティングアクションシリーズ最新作である本編『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツだ。カムラの里から遠く離れた異国の観測拠点「エルガド」を巡る新たな物語には、メインモンスターの爵銀龍「メル・ゼナ」をはじめ、数多くの追加モンスターが登場。新たなハンターアクションや「マスターランク」クエストなど、本編をさらに楽しめる新要素が導入される。
今回新たに披露されたモンスターは「セルレギオス」。『モンスターハンター4G』で初登場した千刃竜だ。発達した脚部のかぎ爪を用いて、空中から鋭い急降下でハンターに襲いかかる。また氷人魚竜「イソネミクニ亜種」や溶翁竜「オロミドロ亜種」など、『モンスターハンターライズ』から登場したモンスターの亜種も新たに披露された。なお本作から登場するマスターランククエストでは、『モンスターハンターライズ』で登場したモンスターの調整や新たなアクションを追加。狩り慣れたモンスターの狩猟においても、ひと味違う狩り応えが体験できるという。
本作には、追加システムとなる「盟勇クエスト」が導入される。盟勇クエストは、ストーリーに登場するさまざまなキャラクターたちと共に狩猟がおこなえる、シングルプレイ専用のクエストだ。お気に入りのキャラクターたちを「盟勇」としてクエストに同行させ、新たな狩猟体験が楽しめる。それぞれの盟勇には得意とする武器があり、クエスト中は体力回復や罠の設置、時には操竜など、多彩な行動をとりながら共にモンスターと戦ってくれる。
盟勇となるキャラクターは、ゲーム進行とともに少しずつ増えていく。エルガドからはフィオレーネ・ルーチカ・ジェイなどが参戦。またカムラの里からも、ヒノエ・ミノトといった数名が参戦予定となっている。なお、盟勇クエストでしか手に入らない報酬もあるとのこと。メインストーリーと共にチャレンジしよう。
ハンターの新アクションとしては、入れ替え技を狩猟中に瞬時に切り替える「疾替え」が導入される。疾替えは、疾替えの書【朱】と疾替えの書【蒼】に2つの入れ替え技のセットをあらかじめ登録しておくことで、クエスト中に入れ替え技が変更できるシステム。鉄蟲糸技同士で連携させたり、相乗効果を得たりと、疾替えによってさまざまなシチュエーションに対応したプレイスタイルが実現可能となる。なお疾替え発動時は、専用アクション「先駆け」に派生可能。任意の方向に素早く移動し、モンスターの攻撃回避や間合い調整に活用できるようだ。
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに6月30日発売予定だ。ダウンロード通常版の価格は税込4990円。ちなみに現在、本作のプレイに必要となる本編『モンスターハンターライズ』がセール中。Nintendo Switch版が5月16日まで、Steam版が5月12日1時59分まで、それぞれ半額の税込2995円で購入できる。なお本作の追加要素を楽しむためには、本編の集会所クエスト★7「雷神」をクリアしておく必要がある。無料配信中のサポート装備も活用しつつ、新たな狩猟の準備を整えておこう。