カード配置タワーディフェンス『Isle of Arrows』発表。ランダムなタイルで地形を生み出し、小さな島を守り抜く
デベロッパーのGridpopは4月14日、『Isle of Arrows』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。2022年の夏リリース予定だ。
『Isle of Arrows』は、カードを配置して拠点を防衛するタワーディフェンスゲームだ。プレイヤーに与えられるのは、小さな島。島には守るべき拠点があり、プレイヤーはさまざまなカードを引くことになる。カードを配置することで島の地形を形成し、拠点を防衛していくのだ。ゲームは遊ぶたびに自動生成されるため、毎回異なるカードや敵、イベント、報酬が待っている。ウェーブ形式で襲撃してくる敵に対抗し、島の防衛を構築していこう。
ラウンドごとに、プレイヤーはランダムで、タイルが描かれたカードを引くことになる。ときにはコインを使って不利なタイルをスキップすることも可能だ。準備ができたら、敵のウェーブをスタートさせ、自身の構築した防衛がどのように作用するかを眺めることになる。
カードを使って配置できるタイルには複数の種類が存在。まずは、道のタイルを配置することで、敵の移動するルートを決定。次に塔のタイルを設置することで、弓矢で敵を攻撃することが可能だ。旗のタイルは島の地形そのものを拡張し、より広いスペースに建築できるようにする。庭のタイルを配置するとコインを入手することが可能。そして宿屋(Taverns)のタイルは、隣接する塔の弓による攻撃を強化するのだ。敵はウェーブを重ねるごとに強くなっていくため、それにともなって複雑な防衛拠点の構築が求められる。
本作では3種類のテーマに沿ったキャンペーンモードが存在し、それぞれに独自のカードセットが用意されている。キャンペーンを通じたプレイによって、新たなゲーム要素をアンロックすることも可能だそうだ。このほか、ガントレット、デイリーディフェンスといったモードも存在する。また本作には4種類のギルドも用意されており、それぞれが異なるプレイスタイルをもっているそうだ。
登場するタイルは50種類以上が存在。くわえて40種類以上のボーナスカードも用意されている。またイベントとしては10種類以上が用意され、プレイヤーを助けたり、邪魔したりするようだ。このほか、10種類以上のゲーム改変要素が存在し、プレイの幅を拡げてくれる。パズルスタイルの実績は9つが用意されているそうだ。豊富なタイルやイベントで奥深いプレイが楽しめそうだ。
本作の制作を手がけるGridpop は、開発者Daniel Lutz氏による個人スタジオだ。同氏はスクウェア・エニックス モントリオールで勤務してきた経験があり、パズルゲーム『Hitman GO』や『Lara Croft GO』のクリエイティブディレクターを務めてきた経験がある。『Isle of Arrows』は、そうしたノウハウが活かされた作品となりそうだ。
『Isle of Arrows』はPC(Steam)/iOS/Android向けに2022年の夏リリース予定だ。