オートバトル戦略ゲーム『ボクロボ 〜Boxed Cell Robot Armies〜』体験版配信開始。多様な見た目&能力のロボットたちが、盤上でわちゃわちゃと戦う

まっともぉん氏は 4月1日、オートバトルゲーム『ボクロボ 〜Boxed Cell Robot Armies〜』の体験版を、本日より配信開始した。プラットフォームはPC(Steam / itch.io)で、リリース時期は5月26日を予定している。

個人インディーゲーム開発者のまっともぉん氏は4月1日、オートバトルゲーム『ボクロボ 〜Boxed Cell Robot Armies〜』の体験版を、本日より配信開始した。プラットフォームはPC(Steam / itch.io)で、リリース時期は5月26日を予定している。


『ボクロボ 〜Boxed Cell Robot Armies〜』は、ボクセルで表現されたロボット同士を戦わせるオートバトル型式のゲームだ。目的は敵ロボットを全滅させること。プレイヤーは、グリッド状の盤面にボクロボと呼ばれる戦闘用ロボを配置し、目の前に迫る敵と自軍を戦わせる。本作はロボットの配置位置やボクロボの組み合わせが勝敗のカギを握る仕様。オートバトルを軸に、戦略的要素も兼ね備えた作風となっている。

ボクセルで表現されたボクロボのデザインは、どこかコミカルな見た目だ。無機質な形態から、キュートな見た目の形態まで、さまざまなボクロボたちが登場。ボクロボは、コアにボディを装着させることで稼働し、基本性能はこのボディによって決定される。たとえば軽量型のボディは、接近戦が得意だが打たれ弱い。砲台型のボディは、遠距離攻撃が得意だが装甲が脆いので前線には向かない。


戦闘により倒されたボクロボはボディを失ってしまうが、コアは存続し続ける。戦闘終了後に新しいボディを装着させることで、新たなボクロボとして復活可能。戦闘における基本性能はボディに依存する一方で、核となるコアはボディに応じて、戦闘の度に成長を繰り返す。つまり、計画的にボディをコアに装着させることで、火力重視の攻撃型ロボや、防御力が高い支援型ロボなど、独自のボクロボを作り上げられることができるのだ。

また、戦闘中にプレイヤーが唯一介入できるオーバークロックという要素も存在。これは任意のシーンでアイテムを使用し、全体攻撃やステータス大幅アップなどの強力な効果を発揮する代物だ。発動したボクロボのボディが大きく損壊するデメリットがあるとはいえ、不利な戦局を一変させる奥の手となるだろう。


本作の開発者は、現役の大学生かつゲーム開発者のまっともぉん氏。「Unity好きの大学生」と名乗っており、学業と並行してUnityを利用したゲーム制作に日々打ち込んでいる。これまでさまざまなゲームを制作してきた中で、2021年5月に本作のプロトタイプ版が公開。その後、UX回りや戦闘シーンの演出強化などの調整がおこなわれ、今回無事に体験版配信を迎えることになった。現在も精力的に本作の開発が進められており、その奮闘記は同氏のTwitterにて確認できる。

『ボクロボ 〜Boxed Cell Robot Armies〜』は、PC(Steam / itch.io)向けに5月26日リリース予定。Steamページにて無料配信中の体験版では、全5チャプター中、チャプター2まで遊ぶことができる。なお製品版では、全26ステージで構成されるメインモードに加え、エンドレスなどのやり込み用モードが実装される予定だ。




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Yu Naganeo
Yu Naganeo

野生のグラフィックデザイナー。ゲームをプレイすることを「ゲームを食べる」と言う。

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