宇宙サバイバル・サンドボックスゲーム『The Planet Crafter』Steamにて「圧倒的に好評」スタート。荒れ果てた惑星をテラフォーミング

 

デベロッパーのMiju Gamesは3月25日、宇宙サバイバル・サンドボックスゲーム『The Planet Crafter』の早期アクセス配信を、Steamにて開始した。それから4日ほどが経ち、本作はユーザーレビューにて「圧倒的に好評」を得るなど好調のようだ。


『The Planet Crafter』は、とある惑星のテラフォーミングをおこなうサバイバル・サンドボックスゲームだ。プレイヤーは、何らかの罪により服役している囚人となり、その刑期の短縮と引き換えにテラフォーミング作業に従事することに。この荒涼とした惑星を、人類が住める環境へと作り変えるのだ。

舞台となる惑星は、砂と岩石ばかりが広がっている環境となっているが、さまざまな資源が眠っている。また墜落した宇宙船の残骸や、時折降ってくる隕石などからも資源を獲得可能。そうした資源と設計図をもとに各種設備をクラフトし、テラフォーミングをおこなっていく。クラフトできるものは、たとえば居住スペースとなる建物や家具類、エネルギーを供給する発電設備、あるいはテラフォーミングに直接かかわるものもある。地中のガスを掘り起こし気圧を上げるドリルや、気温を上げるヒーター、酸素を生成する設備などだ。そうしたテラフォーミングにおける各要素の進捗に合わせて、クラフトできる設備がアンロックされていく。


現時点で本作は、Steamのユーザーレビューにて95%が好評とする「圧倒的に好評」を獲得している。敵となる生物がおらず、またサバイバル要素もそれほど厳しいものではないことから、ゆっくりテラフォーミングを楽しめる点や、そのシステムがそれほど複雑でない点などが評価されている様子。もっとも、コンテンツ量やゲームプレイの幅の物足りなさを指摘する意見もあり、早期アクセス配信が開始したばかりとあって、今後に期待するという意味で好評としているユーザーも多いようだ。

本作の同時接続プレイヤー数を見てみると、リリース初日に4000人近く集め、その後上昇。現時点までのピークで9000人を超えている(SteamDB)。たった2人で開発しているという小規模なインディーゲームとしては、好調な滑り出しだといえるだろう。


本作の早期アクセス配信は1〜2年ほどおこなわれる予定で、さらに開発を進めるなかで、テラフォーミングの段階の細分化や、ストーリー要素の追加、さらなる環境や探索すべきミステリー要素の追加、車両の追加などを計画しているとのこと。一方で、モンスターやバトル要素については、追加しないと明言されている。

『The Planet Crafter』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。4月1日までは10%オフの1782円で購入可能だ。また、ゲーム内は日本語表示に対応している。