『Call of Duty』シリーズPS版などの国内販売元がSIEからActivisionへ移管。今後は国内支社が中心となり展開
Activision Publishingは3月25日、『Call of Duty』シリーズをはじめとする一部製品を、Activision PublishingおよびActivision Blizzard Japanを販売元として移管することを発表した。これまで、同ラインナップは国内ではソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)を販売元としていたが、今後は国内法人を販売元として展開していくようだ。対象となる作品は、下記タイトル。
PlayStation 4/ PlayStation 5 版 『Call of Duty: Vanguard』
PlayStation 4/ PlayStation 5 版 『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ ブラックオプス 4』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ ワールドウォーII ゲーム オブ ザ イヤー エディション』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ ワールドウォーII』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア リマスタード』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア レガシーエディション』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ ブラックオプス III ゲーム オブ ザ イヤー エディション Value Selection』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ ブラックオプス III ゲーム オブ ザ イヤー エディション』
PlayStation 4 版 『コール オブ デューティ ブラックオプス III』
PlayStation 4 版 『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』
PlayStation 4 版 『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり! ボーナスエディション』
PlayStation 3 版 『コール オブ デューティ ブラックオプス III』
以上のタイトルについて、パッケージ版の販売元をActivision Blizzard Japanが担当。ダウンロード版については、Activision Publishingが担当するという。あわせて4月1日以降、製品に関する問い合わせ窓口がActivision Supportへと変更されるとのこと。
Activision Blizzardは今年1月18日、総額687億ドル(約7兆8000億円)というゲーム業界最大規模の金額にて、マイクロソフトに買収されるかたちで合意した。この動きを受けて、ユーザーからは『Call of Duty』シリーズなどがXbox独占になるのでは、という推測が立てられていた。こうした声に対し、マイクロソフトは2月10日に今後の展開を表明。同シリーズを含むActivision Blizzardの人気タイトルは、(買収後も)引き続きPlayStationプラットフォーム向けにも制作するつもりであると明言していた(関連記事)。
『Call of Duty』シリーズなどの、PlayStationプラットフォームへの提供が続けられる一方、今後の国内展開については、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの手を離れ、Activision PublishingおよびActivision Blizzard Japanのもとで管轄されるようだ。国内支社による取り仕切りで今後のタイトルが展開されるとのことで、運営方針の変化などにも注目が寄せられるところである。